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ケニアの小学校で「中国語」の教育カリキュラムが開始される予定

by khym54

中国語は中国やシンガポールにおいて公用語として扱われている他、世界各国にいる華僑華人の間で話されており、全世界で10億人を軽く超える話者を有しています。東アフリカに位置するケニアにおいて、そんな中国語を「小学校のカリキュラムに加える」という決定がされたとして話題になっています。

Kenya plans to introduce Mandarin in schools in 2020 - Xinhua | English.news.cn
http://www.xinhuanet.com/english/africa/2019-01/07/c_137726758.htm

Kenya to teach Mandarin Chinese in primary school — Quartz Africa
https://qz.com/africa/1517681/kenya-to-teach-mandarin-chinese-in-primary-classrooms/

2019年1月7日、ケニアの政府関係者が「2020年からケニアの小学校教育において、中国の公用語(北京語)を学習するカリキュラムを導入する」と発表しました。ケニアの教育カリキュラム開発を行うカリキュラム開発研究所(KICD)でCEOを務めるJulius Jwan氏は、中国語教育に関する方法や順序などのシラバスはすでに作成済みであると述べています。


「私たちはアジアの言語を学習したいと望む小学校4年生以上の子どもたちに対し、2020年から中国語のカリキュラムを用意しました」とJwan氏は話しており、中国語のカリキュラムはフランス語、アラビア語、ドイツ語と並ぶ外国語学習の新たな選択肢として提供されるとしました。中国語は世界で最も広く話されている言語の一つであり、ケニアにとっても無視できる存在では無いとKICDは考えているとのこと。

Jwan氏は「世界経済における中国の占める位置は強いものとなっており、ケニアの人々が中国語を理解できるようになれば大きな恩恵を受けることになります」と述べ、ケニア国内での中国語話者が増えることで、中国人観光客の増加も見込めると考えています。近年、ケニアと中国は経済や政治的なつながりを強めており、その意味でも中国語教育には意義があるそうです。

by Book Aid International

すでに南アフリカでは2014年から中国語の教育がスタートしており、ウガンダでも高校教育において中国語のカリキュラムを導入しようとする動きがあります。ケニアの小学校教育における動きも、これらの流れにのった形であるとのこと。

ケニアでは教育の質を高め、生徒たちが教育で身につけられるスキルに重点を置こうとしています。小学校の時点から外国語の教育に力を入れることで、労働市場で通用するスキルを身につけさせることができるとKICDや政府関係者は見ています。

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