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インドが2022年までに有人宇宙飛行を目指すことを発表、実現すれば世界で4番目


インドのナレンドラ・モディ首相が独立記念式典で演説を行い、2022年までに有人宇宙飛行を目指すことを発表しました。2022年はインド独立75周年にあたります。

Indian will take national flag to space on board Gaganyaan by 2022, says PM Narendra Modi in Independence Day speech | india news | Hindustan Times
https://www.hindustantimes.com/india-news/indian-will-take-national-flag-to-space-on-board-gaganyaan-by-2022-says-pm-narendra-modi-in-independence-day-speech/story-ctNAmDef79gbpj7OHrU8dP.html


インド宇宙研究機関では約10年前から、「GSLV Mk-III」ロケットを用いて3人の宇宙飛行士を低軌道に送りこむことを計画してきました。計画によれば、ミッションは2回の無人飛行と1回の有人飛行で構成されており、宇宙飛行士は5日~7日にわたり低軌道に滞在することになる予定です。

インドでは2008年10月に最初の月探査機・チャンドラヤーン1号を打ち上げて2009年8月まで運用、続いて現在、チャンドラヤーン2号の準備が進められていて、2019年1月までに打ち上げ予定です。


また、「マンガルヤーン」の愛称がある火星周回探査機を打ち上げるマーズ・オービター・ミッションを2013年11月に実施、2014年9月24日に探査機の火星周回軌道への投入に成功しました。探査機を火星に到達させたのは、アジア圏の国としては初のこと。

超低コストで火星到達を果たしたインドの火星探査機「マンガルヤーン」とは? - GIGAZINE


有人飛行に関しては、旧ソ連、アメリカ、中国が実現させており、インドが成功すれば4カ国目となります。ただし、インドと同様にデンマークも2022年に有人宇宙飛行を予定しており、順番は前後する可能性があります。

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in メモ, Posted by logc_nt

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