ドローンは実は超絶万能調理器具にもなれることを示すムービー
空撮や配達、人が入ることの出来ない場所からの盗撮などさまざまな用途で活躍するドローンですが、「新しい使い方」としてドローンを使った調理の様子を収めたムービーが公開されています。
HOW TO COOK THANKSGIVING DINNER WITH A DRONE - YouTube
ドローンを使った調理ムービーがスタート。まずはドローンにプロペラを取り付けて……
モーターを起動。
プロペラがグルングルン回転するので、手を守るために中世の鎧風のグローブを着用。
そして回転するプロペラでジャガイモの皮をむきます。
皮をむいたジャガイモはそのままお湯でゆでます。
同じようにプロペラでニンジンの皮をむきむき。
ドローンを使えばかなりきれいにニンジンの皮むきができるようです。
ニンジンも同じようにゆでて火を通します。
次はドローンの4KウルトラHDカメラモジュールを取り外して……
ここにフックモジュールを取り付けます。
さらにこのフックにじゃがいもを入れた袋のひもをくくりつけて……
ドローンを飛ばします。
そしてひもの先につけた袋を鍋にドボン。
使用したドローンは最大25分の飛行が可能とのことで、これだけあれば十分ジャガイモに火を通せそうです。
調理完了したら再びドローンで移動させます。
袋の中にはジャガイモが入っており、しっかり火を通すことができたようです。
再びニンジンが登場。
これをドローンのプロペラでカット。
パセリも同じようにカットします。
まな板の上はかなりぐちゃぐちゃですが、狙い通り(?)ニンジンやパセリをカットできています。
これでニンジンの調理は完了です。
続いて攪拌機を4つ用意して……
ドローンのプロペラを取り付ける場所に攪拌機を装着します。
さらに、4つのボールにホイップクリーム・インスタントパンプキンパイミックス・ジャガイモ・グレービーソースを作るための材料を入れます。
こんな感じ。
そしてドローンで……
4つ同時にかき混ぜます。
ひとつずつかき混ぜる際の4分の1の時間で調理が完了。
もろもろのソースをかき混ぜて……
調理した材料をさらに盛り付けていきます。
最後にバターロールを準備して……
ドローンに取り付けたヘラでバターを塗り塗り。
これで感謝祭のディナーが完成。実際にこれが出てきたらかなり反応に困りそうですが、「ドローンを使って調理した」と言われれば許せるレベルかも……?
なお、調理に使ったのはAutel RoboticsのX-Star Premium。実際の調理には向かないかもしれませんが、4Kムービーの撮影にはピッタリなドローンだそうです。
・関連記事
ドローンを農業に活用する6つの方法 - GIGAZINE
有人飛行を可能にするドローン+ヘリコプターのエアクラフト「Volocopter VC200」が初フライトに成功 - GIGAZINE
常識破りの操縦方法で誰でも簡単に楽しめる新感覚レーシングドローン「Drone Racer」が登場 - GIGAZINE
GoPro初の全部入りドローン「Karma」は折りたたみ式で持ち運びが超絶楽ちん&子どもでも可能な簡単操作 - GIGAZINE
ドローン便の実用化に燃えるAmazonがドローンを「街灯」に不時着させるシステムの特許を取得 - GIGAZINE
価格破壊の4K撮影対応ドローン「Mi Drone」でXiaomiがドローン市場にも進出 - GIGAZINE
・関連コンテンツ