有人飛行を可能にするドローン+ヘリコプターのエアクラフト「Volocopter VC200」が初フライトに成功

2010年からヘリコプターとドローンを融合させたエアクラフトを実現する「Volocopter VC200」が開発されています。18の回転翼を搭載し、人を乗せて飛行できるほどの揚力を得たVolocopter VC200が6年の月日を経てついに有人飛行を果たしています。
World premier: Volocopter is flying manned!
- A step forward in urban mobility
http://press.volocopter.com/index.php/press-releases-main/english-kategorie/104-world-premiere-volocopter-is-flying-manned-dawn-of-a-revolution-in-urban-mobility
有人飛行の様子は以下のムービーから見ることができます。
Dawn of a revolution in urban mobility - first manned flight with the Volocopter VC200 - YouTube

ガラガラ……と倉庫の扉が開きます。

倉庫からVolocopter VC200が登場。


パイロットであるAlexander Zosel氏の後ろにあるのがVolocopter VC200です。Volocopter VC200のアイデアが生まれたのは2010年のことで、2011年にはデモンストレーター・モデルを動かしていたとのこと。

デモンストレーター・モデルはこんな感じ。


そして、2013年にはVolocopter VC200の無人飛行の様子が公開されました。有人飛行が可能なVolocopter VC200ですが、コントローラーを使った無人飛行にも対応しています。


数人がかりでVolocopter VC200を移動させます。

ドイツで飛行許可を取得するには3年の年月を要したそうです。

そして、2016年3月30日、始めて有人飛行のテストが行われます。

機体に乗り込むAlexander Zosel氏。

人が乗り込むとこんな感じです。二人乗りもできる設計なので、スペースに余裕はあります。


ボタンを押して準備。離陸までの準備は数十秒で完了します。

そして……

ゆっくりと離陸。

ジョイスティックで操作を行うZosel氏。

上空高くに飛び上がっていきます。

下から見るとこんな感じ。

飛行が安定すると……

ジョイスティックから手を離しても大丈夫なようです。 Volocopter VC200はヒューマンエラーによるヘリコプターの事故を減らすという目的で設計されているので、操作を簡単にしてあるとのこと。そのため、低コストでパイロットの育成ができるそうです。

地上20~25メートルのところで安定した飛行を見せるVolocopter VC200。スピードは時速100kmまで上げられます。


操作は非常に簡単なように見えます。


「イエーイ」と親指を立てるZosel氏。

飛行を終え、ガッツポーズで離陸しました。

仲間たちとハグ。

Volocopter VC200での飛行についてZosel氏は「素晴らしいフライトだった」と語っています。機体に乗り込んでからの離陸準備は20秒ほどで終わり、離陸の瞬間は雄大な気持ちになれたそうです。

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