レビュー

制作費0円でオリジナルTシャツを作れて販売もできる「STEERS」を使ってみた


利用料・制作費0円で、在庫を抱えることもなく自分のオリジナルTシャツが作れてしまうのが「STEERS(ステアーズ)」です。オリジナルグッズは「作ったはいいものの、全く売れずに大量に家に在庫が残ってしまう」というリスクを考えるとなかなか手を出しづらいものですが、STEERSであれば心配不要とのことなので、実際にサービスを使ってTシャツを作ってみました。

オリジナルTシャツ作成・販売 STEERS(ステアーズ)
https://steers.jp/

Tシャツを作成するには、まず上記ウェブサイトにアクセスして、画面右上にある「Tシャツをつくる」をクリックします。


すると、以下のようなデザイン画面が表示されます。


TシャツはクルーネックTシャツとレディースTシャツの2種類があり、いずれも白・黒・グレー・ネイビー・アイボリー・ピンク・オレンジ・グリーン・水色・青・紫・赤から選べます。なお、クルーネックTシャツはXS・S・M・L・XLの5サイズ、レディースTシャツはM・Lの2サイズです。


画面左側のメニューを使うとTシャツに文字を入れたり画像を配置したりが可能。テキスト欄に内容を入力し、フォントの種類や色を選ぶと画面真ん中のTシャツにすぐさまデザインが反映され、文字の位置やサイズは実際に表示された文字をドラッグすれば変更可能です。ただし、印刷可能エリアからはみ出したデザインはプリントされないので注意。


さらに、画像タブをクリックすると、「イラスト集から選択」もしくは「マイ画像をアップロード」を選択可能。対応するファイル形式は、PNGとJPEGの2種類です。


自分のPCから画像ファイルをドラッグ&ドロップでアップロードして、デザインすることも可能。ということで、デザインをTシャツ裏面に切り替えて……


こんな感じで貼り付け。


完成したら画面右下にある「次へ」をクリックします。


Tシャツは注文枚数が5枚に達したら制作・出荷が決定しますが、販売目標枚数は5枚~499枚まで設定できます。裏表にデザインをあしらったTシャツの場合、販売価格は1枚3400円で、デフォルトの販売目標価格「20枚」で算出すると、Tシャツを売り上げた時の利益は1万5000円とのこと。問題なければ「次へ」を押します。


Tシャツのタイトルや説明を入力して……


販売期間の設定などを行います。なお、デフォルトでは販売期間終了後も購入予約が受け付けられる設定になっていました。またSTEERSのTシャツを販売するにあたっては、自分の力で宣伝を行っていく必要があり、Tシャツの販売URLも表示されていました。最後に「Tシャツの販売をスタートする」をクリック。


ここで新規会員登録画面に切り替わります。メールアドレス・パスワードを入力して「利用規約に同意して会員登録」をクリック。


するとこんな感じで各Tシャツの販売ページが表示されるわけです。


また、ログインした状態で「ダッシュボード」をクリックすると自分のデザインしたTシャツの編集・設定といった管理ができます。「設定」をクリックすると……


作ったTシャツの販売を終了することも可能。規定数に達する前であれば「やっぱりやーめた」と思った時にサクッと取りやめることができるので、軽い気持ちで何枚もお試しでTシャツをデザインできる点も便利です。


販売を終了すると、製品化されないまま「購入する」が「終了済み」に変更されました。


このサービスを使えばGIGAZINEのオリジナルTシャツが作れてしまうのでは……?と思い、実際にデザインしてみました。Tシャツの表面には「G」のロゴ。


裏面には「GIGAZINE」のロゴを配置しました。


STEERSは通販サイトなどのように「Tシャツのデザイン一覧ページ」がないので、自分でURLをSNSなどでドンドン宣伝していかないと、基本的にTシャツが他の人によって購入されることはありません。ということで、今回は自分で購入してみます。「購入する」をクリックすると……


サイズと数量の選択画面が現れます。「Mサイズを1枚、Lサイズを1枚の合計2枚」というように、複数のサイズのTシャツを一度に選択することはできず、基本手的に注文は1サイズずつです。サイズと数量を入力したら「配送先・支払い情報入力へ進む」をクリック。


メールアドレスや届け先となる名前・郵便番号・住所・電話番号を入力します。


カードはVISAとMasterが利用可能。カード情報を入力して「注文を確定する」を押せば完了です。


ということで、販売期間終了から7日前後で完成したTシャツが到着。クルーネックTシャツはXS・S・M・L・XLの5サイズがあるので、1サイズずつ購入してみました。


表面はこんな感じ。


よくある質問ページに「印刷可能エリアいっぱいに配置する場合、300DPIで縦3508ピクセル、横4961ピクセルあればキレイにプリントできます」とあるので参考にしつつ画像を作成しTシャツにデザインしたところ、ジャギることもなく、キレイにプリントされています。


裏面。こちらもデザイン通りの出来です。


試しに着てみたところ、XSは小柄な女性にもピッタリのサイズ。


別角度から。


後ろ姿はこんな感じです。なお、Tシャツは綿100%でバングラディシュ製、洗濯表示は「弱40」となっています。


XLは大柄な男性が問題なく着られるサイズでした。


サイズが豊富なので、いろんな体型の人に合わせられるのがうれしいところです。


もう1つ、写真を使ってレディースTシャツも制作してみました。レディースTシャツはM・Lの2サイズ展開です。


表面だけの印刷なので、両面印刷よりも価格は少し安く、Tシャツは1枚2900円。


なお、使った写真はこれ。


Mサイズを着てみたところ、レディースTシャツはクルーネックTシャツよりもやや襟の部分が大きく取られていました。


Lサイズは裾が少し長く、ゆったりと着られます。


なお、デザイン画面はこんな感じでした。


デザイン画面と比べると少し色合いのくすみが感じられますが、全体的にはイメージ通りに仕上がっていました。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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