試食

わずか690円から高級天ぷら店の雰囲気を味わえる「まきの」で天ぷら定食を食べてきました


目の前で揚げたての天ぷらを次々にテーブルに運んでくれるという、まるで高級天ぷら店のようなサービスを提供するお店が「まきの」です。「まきの」はうどん店の「丸亀製麺」などを運営する「トリドール」のブランドで、同社が培ってきたノウハウを天ぷら店の運営に投入しているとのこと。神戸、大阪に4店舗を展開している「まきの」ではどのような天ぷらを食べられるのか、お店に行って食べてくることにしました。

揚げたて天ぷら定食 まきの | 株式会社トリドールホールディングス
https://www.toridoll.com/shop/makino/

ということで、「まきの天神橋四丁目店」に到着。木の感じがあふれる店構えが雰囲気を放っています。


最寄り駅は大阪環状線・天満駅で、歩いて3分程度というアクセスの良さ。駐車場はないので、車で向かう場合は近隣のパーキングを利用する必要があります。


なお、お店は南北2.6kmという長さで「日本一長い商店街」の異名を誇る天神橋筋商店街の中にあるので、食事のついでにぶらりと見学してみるのもいいかも。


店頭の看板には、690円からの各種定食メニューが書かれて安さをアピールするかのよう。特に赤ラインの引かれた「おすすめ天定食」がバリュー商品の様子です。


木の感じあふれる外観で、ガラス戸の向こうにはカウンターにずらりと座るお客さんと天ぷらを揚げるスタッフの姿が見えています。それではお店に入ってみます。


店内の様子がこちら。細長く奥行きのある店内には長いカウンターが据え付けられ、お客さんと天ぷら職人が向かい合うスタイルになっています。まるで高級な天ぷら店を彷彿とさせる作り。


席に案内されると、すでにテーブルの上にはお盆にのった天つゆや調味料、揚げたての天ぷらを乗せる網などがセットされていました。今回は、天ぷら6品の「おすすめ天定食」(税込790円)を注文してみました。


天つゆ用に大根おろしとしょうがおろし、そして天ぷらにつけて食べるための塩が添えられていました。


また、テーブルの目の前には「だし醤油」や七味唐辛子なども置かれているので、好みに応じて味を調節することも可能になっています。


注文後、しばらくすると天ぷら職人の店員さんが揚げたての天ぷらを持ってきて「『かれい』でございます」と網の上に載せてくれました。目の前で揚げたての天ぷらが盛りつけられるというシチュエーションはなかなか体験できないので、これは新鮮な驚き。


そして、ごはんとみそ汁がやって来ました。この2つはおかわりが自由になっているのもポイントが高いところ。


まずやって来たのは、左から「なす」「かれい」「かきあげ」の3種。どれも揚げたてで衣がパリッとしておいしそうな香りがします。


まずは、かき揚げに塩を載せただけの状態で一口サクッ。「揚げたての天ぷらと塩の相性は、これほどにもマッチするものなのか」と実感させられる風味の良さにビックリ。サクッと揚がった衣と野菜のうまみが塩によって引き立てられ、天ぷらの神髄を教えられるような食べ心地になっていました。


もちろん、天つゆにつけて食べても香ばしさは変わらず。「天ぷらは揚げたてに限る、うん」と何度も心の中でつぶやいた瞬間でした。


なすの天ぷらも、しっかり実のつまったジューシーななすと衣の相性がグッド。塩でも天つゆでもおいしく食べることができました。


かれいは身がホクホクで、ほどよく甘みを感じることができる仕上がり。ごはんがどんどん進むので、おかわり自由は非常にありがたいポイントです。


食べている間にも、次々と揚げたての天ぷらが運ばれてきます。ジューシーな「とりもも」は塩とのマッチングがベストな一品。


20センチ近い長さの「いか」は、天つゆ・塩ともにグッド。何度も言ってしまいますが、やはり天ぷらは揚げたてに限ります。


そして、天ぷらの真打ち登場ともいえる「えび」が届きました。やや細めのえびではありますが、「揚げたて効果」と勝手に命名した効果の影響でサクッとした食感が見事。ごはんとみそ汁は2杯目に突入していました。


卓上のポットには、サイの目に切った大根を甘酢に漬けた漬け物が置かれているので、時おり食べて口の中をリセットするのもグッド。天ぷらに戻るたびに、揚げたて効果のシアワセを感じることができました。


こんな感じで6品の天ぷらをあっという間に完食してしまいました。盛りつけられた天ぷらは時間がたつごとにサクッと感が失せ始めるため、できるだけおいしい状態で食べるためには次から次へと食べるのが鉄則と言えそうです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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