天ぷらがこれでもかこれでもかと刺さりまくって立ちまくっている「ツリー丼」をスカイツリーの麓で食べてきました
東京スカイツリーは全高634メートルも高さがありギネス認定を受けた世界一高いタワーですが、東京スカイツリーの麓にある集合施設東京ソラマチ内にある「寿し常」では、スカイツリーをモチーフにした天丼「スペシャル天丼(ツリー丼)」を注文することができます。高さをウリにした天丼は近隣の店舗にもあるそうですが、最も高さがある天丼はコレ、とのことなので実際にお店に行ってきました。
江戸 東京 寿し常|東京ソラマチ
http://www.tokyo-solamachi.jp/shop/313/
アイドルタイムの逆襲|江戸東京 寿し常 東京ソラマチ店のスタッフblog☆
http://ameblo.jp/izunoonsen/entry-11415075898.html
東京ソラマチに到着。
すぐ近くにスカイツリーがそびえ立っています。
お店に行った当日はツリーの先端部分に雲がかかっており、神秘的な雰囲気でした。
ツリー丼を提供する寿し常は、東京ソラマチの東地区7Fにあります。
お店の前のメニュー見本を見てみることに。
ツリー丼(税込4212円)の見本も置いてありました。店の前を通る人たちが何人も足を止めて見ており、かなり注目度が高いようです。
お店に入ると、職人さんが威勢のいい声で迎えてくれます。
カウンターのショーケースには寿司のネタがたくさん入っていました。
席に座りおしながきを見ます。
ツリー丼を発見しさっそく注文。1日で限定20食ですが、どんなに混み合う日でもまず売り切れることはないそうです。
ツリー丼は全長27cmの大正海老などのかなり大きな具材を大量に揚げるため、提供に少し時間がかかります。天丼が提供される前にカニが載った茶碗蒸しが出てきました。
餡が載った茶碗蒸しは昆布や鰹の出汁の味が感じられ、カニの味もしっかりしていて柔らかな食感が印象的。
注文してから約15分ほどでタワー丼が到着。店員さんは盛りつけを崩さないようにゆっくり歩いて席まで持ってきてくれました。
iPhone 5(約12.4cm)と比べるとこんな感じで、タワー天丼は3倍くらいの高さがあります。
中央でそびえ立つ海老がなんだかすごい感じ。海老だけでなくあらゆる具材が縦に長め。
反対から見るとこんな感じ。
大正海老は頭も大きめです。
いかもジャンボサイズ。
春菊・なす・あなごも10cm以上の長さがありました。
春菊は丼からはみ出しています。
高くそびえ立つ具材の麓には大きなかき揚げが。
高く盛りつけられた具の中央部分を見ると、具材を立てるための串を発見。
このままでは食べにくいので、天ぷらを全て皿に載せるように説明を受けました。
どんどん天ぷらをお皿に取り分けると、骨組みのようになっている串が出現。
天ぷらをお皿に置くとこんな感じ。ツリー丼1つで約2人前とのことですが、それ以上にボリュームがあるように感じられました。
天丼のタレは、ごはんの底にたっぷり染みています
てんぷらが冷めてしまうと美味しくないので、どんどん食べていくことに。大正海老は大きいので、ナイフを使って切り分けます。
海老の頭には海老味噌がたっぷり入っておりグッド。身もたくさん入っていますが、殻がやや固いので食べるにはちょっと苦労するかも。
頭やしっぽなどの殻が付いた部分は少し食べにくいものの、真ん中の部分はそういった苦労がなくプリプリとした食感。サイズが大きくても海老の味が薄いということはなく、普通の海老よりもクオリティが高いのもうれしいところ。
脂が載ったあなごとやや甘めの天丼のタレは良く合っており、最初のうちはどんどん食べられそうな気がしました。
かき揚げはサクサクの食感で、たっぷりタレが染みこんでおりたまねぎの甘味も感じられます。
かきあげとごはんとの相性は抜群。
イカは大きいからといって固いことはなく、プリプリとした食感が楽しめます。
茄子は大きすぎるせいかタレがあまり染みこんでいなかったものの、タレが良く染みこんだごはんの部分と食べるといい感じ。
筍は季節外れではあるものの、青々しさがある新鮮な味でした。
サツマイモはよくタレがしみ込み、素材の甘さとタレの甘じょっぱさが混じり合いグッド。
カボチャもホクホクとした食感。ですが、一通り具を食べたところから、徐々に箸が止まり始めてしまいました。天丼は揚げたての方が美味しく食べられるものの、この量では仕方がありません。
春菊は表面積が大きいせいかたっぷりころもが付いており、口が油っこくなりました
気分を変えるためにみそ汁を飲んでみます。
あさりが入っており、出汁が効いたみそ汁に仕上がっていました。
残りのてんぷらとごはんをどんどん食べ進めます。
あなごは皮の部分に付いている脂がかなりしつこく感じられ、胃とお腹が膨れた状態で食べるのはちょっと厳しい感じ。
またちょっと食べたところで箸が止まってしまいました。
漬物があったので口のリフレッシュを試みます。ごぼう・れんこんとも酸味があったので、幾分口がさっぱりしました。
最後の方には胃はもたれ、お腹もパンパンに。
完食。ひとりで食べ終わるまでに約1時間ほどかかりました。税込4212円という価格は決して安くはありませんが、店員さんいわく「あまり利益が出るメニューではない」と言うだけのことはあり、大きいからといって質が低いことはないので、質にも量にもこだわりたい人にオススメ。
ツリー丼を販売している寿し常 東京ソラマチ店は11時から23時(ラストオーダー22時半)までの営業。東京スカイツリーの周りでは高さをウリにしたメニューを置いた店が数多く存在し、焼肉 大東縁の「キムチャンタワー」、さくらCafe 向島の「スカイツリーパフェ」、クア・アイナの「スカイツリーバーガー」などの便乗商品もあるので、グループで行ってワイワイしながら食べるのにオススメです。
・関連記事
3.5kgのメガ盛チャーハンを食べられるという「中国名菜処 悟空」に行ってきた - GIGAZINE
「とんまさ」の全高25センチ・若鶏カツ定食にチャレンジしてきました - GIGAZINE
リーズナブルな超絶大盛りメニューが出てくる「元祖がっつり亭」でガッツリ食べてきました - GIGAZINE
肉が通常の6倍もある「牛丼キング」、極小サイズの「プチ牛丼」、その他含めてすき家牛丼シリーズ全8サイズを食べ比べてみた - GIGAZINE
食べても食べても終わらない恐怖、あの「ラーメン二郎」を必死で攻略してきました - GIGAZINE
本当にド迫力で圧巻の二郎系冷やし中華を「千里眼」へ行って食べてきました - GIGAZINE
・関連コンテンツ