スマホの表面を除菌処理しながら充電も可能な「PhoneSoap Charger」
いまや肌身離せなくなった人も多いと思われるスマートフォンやタブレットなどのコミュニケーションガジェットですが、実はその表面にはトイレの表面よりも細菌が多いという調査結果も出ているほどで、意外な菌の温床となっていることが明らかになっています。そんなガジェットの表面を殺菌能力のあるUV光線の力で除菌するのが「PhoneSoap Charger」です。
Device Sanitizing, Cleaning & Polishing | PhoneSoap
https://www.phonesoap.com/
PhoneSoap Chargerがどのような商品なのかは以下のムービーを見ればわかります。
PhoneSoap Charger - YouTube
これがPhoneSoap Chargerの本体。サイズは195×127×45mmとなっています。
除菌処理には電源が必要。商品には100V~240V対応の電源アダプターが含まれています。
フタを開けると、内部には除菌用のUVライトが上下に一本ずつ装備されており、スマートフォンの上下面を一度に除菌することが可能です。端末を置くガラス台のサイズは153×95×20mmとなっており、一般的なスマートフォンはまず問題なさそうですが、SAMSUNG GALAXY Note3は数値上でギリギリ、SONY Xperia Z Ultraは完全に収納できず、ファブレットに分類される端末にはやや小さいようです。
内側には除菌しながら充電するためのUSB出力端子も装備。
ガラス台の上にスマートフォンを載せて……
フタをパタンと閉じると内部のUVライトが点灯。スマートフォンの除菌と充電を一度に行うことが可能です。
充電用のマイクロUSBケーブルがガラス面の横から出ており、給電が可能。
また、iPhoneなど専用のケーブルを使う端末でも、ケーブルをUSB端子に接続するだけで同じように充電することができます。
充電中には本体前面のパイロットランプが緑色に点灯。
UV除菌中には青いランプが点灯します。
フタが開くとUVランプが自動で消灯する安心設計なので、目や肌を傷める心配もありません。
メーカーのウェブサイトでは、スマートフォンなどの端末の表面に付着しているバクテリアについてのインフォグラフィックを見ることができます。スマートフォンの表面には、一般的なトイレの18倍のバクテリアが繁殖していると言われています。
その経路は、人同士や物の接触を介しるものがほとんどです。人は手が汚れたら手を洗いますが、スマートフォンの場合はそうもいきません。
本体の発熱、バッグやポケットの中など、バクテリアの繁殖に適した暖かい状況になりやすいのも原因の一つです。
その結果、病気の原因になったり……
時にはニキビの原因になることも。
そんな菌による悪影響の軽減を手軽に、充電しながら行える「PhoneSoap Charger」は、1台49ドル95セント(約5100円)で販売されています。同社では、スマートフォン本体に直接塗って除菌とクリーニングを行えるクリームタイプの「Phonesoap Polish」や、マイクロファイバーを使用したクリーナー「Phonesoap Patch」といった商品もラインナップされています。商品をウェブサイトから直接購入することもできますが、アメリカ国外への発送には送料として別途20から25ドル程度(約2050円から2550円程度)の送料が必要です。
UV Cell Phone Sanitizer & Universal Charger | PhoneSoap Charger
https://www.phonesoap.com/product/phonesoap-charger/
*なお、記事中におけるUVライトによる除菌効果はメーカーの表記に基づいているものであり、その効果を保証するものではありません。
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