ハードウェア

世界中のコンセントに対応、日本型プラグが挿せてUSBにも同時給電できる「マルチ変換アダプター 」


海外にある電源コンセントは日本とは形状が違う場合がほとんどなので、国内から持ってきた電化製品をそのまま挿すことができません。そこで「海外用電源変換アダプター」というジャンルの製品が無数に発売されているのですが、ほぼ全ての製品が1対1の変換にしか対応しておらず、複数機器を接続したい場合には別途マルチタップを用意する必要がありました。

ところが、今回レビューをする「海外旅行用 電源プラグ ポケットサイズ マルチ変換アダプター(税込み2499円)」は通常のコンセントプラグの変換に加えて、USBにも同時に給電できるという仕様になっています。

パッケージはこんな感じ。


世界で広く用いられている主な挿し込み口に対応しており、おすすめはできませんが未対応の形状にも無理をすれば挿せてしまうので、実質的にはほぼ世界中で使用することが可能です。


本体の外観は以下の通り。サイズは横86×縦54×厚さ23mmです。


前面右上にプラグを挿して使用します。


iPhone 4Sと比較するとこれくらいの大きさ。


実測重量は約92グラム。


上下には何もありません。


左側面にDC5V/1000mAに対応したUSBポート×1を搭載。iPadなどのタブレットの充電も可能です。


右側面には何も無し。


収納時の裏面。


フタを開けると各国のコンセントに対応したプラグがあります。


全てのプラグを起こすとこんな感じ。


各プラグはAC100から240V、50/60Hzの入力に対応。


本体には6.3A/250Vまでの通電ができるヒューズを備えています。


フタの裏には予備のヒューズ×1が付属。


北米、中南米で使用できるA型のコンセント。この状態でプラグを回して角度を変えるとオーストラリアなどで使えるO型になります。


イギリス、香港のコンセントにつなげるBF型は以下の通り。


中国、ヨーロッパで使えるC型、SE型に対応したプラグはこんな感じ。


実際にコンセントに挿してみるとこうなります。


正しく給電されている場合にはブルーのランプが点灯。海外の安ホテルなどではたまにコンセントはあっても電気が来ていない、という場合もあるのでアダプターを挿すだけで確認ができて便利です。


普段使用している日本型のプラグが挿せます。


なお、電圧を変える機能は付いていません、PCやデジタルカメラの充電器の場合はまず問題なく使えます。


USBケーブルも接続可能。


実際にノートPCとiPhoneを同時に充電してみたところ、問題なく使用することができました。


というわけで、旅行や出張で海外に行く際にUSB経由でスマートフォンやデジカメなどを充電しつつ、同時に電源コンセントも日本の形状に変換して使用したいという人にはかなりおすすめの製品です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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