レビュー

USBポート×2と電源コンセント×2を備えたマルチタップ「BSTA22AU」レビュー


1つのコンセントソケットに複数のコンセントプラグを接続するための「マルチタップ」はたくさんの製品がありますが、コンセントプラグとUSB端子を同時に挿せる機器はあまり多くありません。無印良品の「ジョイントタップ・コンセント4個口/USBポート2個口付 ホワイト(税込み900円)」やイーマキュリーの「マルチエクステンションコード グリーン(税込み2680円)」、エレコムの「T-US01(税込み2100円)」などがありますが、持ち歩きにはサイズが大きすぎたり逆にソケットの数が少なかったりするのが欠点。今回は、ソケットの位置関係からACアダプターなどが干渉しづらく、サイズと比較してソケット数が多かったバッファローの「BSTA22AU(税込み2394円)」を実際に購入して使ってみることにしました。

パッケージはこんな感じ。


本体サイズは幅68×高さ71.5×厚さ20.5ミリ。


iPhone 4Sと大きさを比較するとこうなります。


厚さを比べるとこんな感じ。


実測の重量は86グラム。


14A、100V対応のコンセントソケットを搭載。


反対側にも同様のソケットがあり、合計で1400Wまでの機器を接続可能。


下部にはUSBポート×2も備えています。


コンセントプラグは折りたたみ式。


実際にコンセントに挿した所は以下の通り。


マルチタップに挿すとこんな感じ。


ノートPC1台、iPhone、iPad、カメラ用バッテリーを1つのコンセントから充電することが可能。なお、USBポートで充電できる上限の仕様は1Aとなっている点は注意が必要ですが、実際に試してみたところiPhoneとiPadは同時に充電することができ、タップの部分が異常に熱くなったりすることもありませんでした。また、iPhoneなどはPCのUSBポートでも充電可能ですが、その分マウスやUSBメモリなどを接続できるポートの数が減ってしまうのでコンセントに直接つなぐほうが何かと使い勝手がよくなります。


充電時の本体をアップでみるとこんな感じ。比較的場所を取るカメラ用バッテリーの充電器とPC用のACアダプターが干渉しない位置にソケットがあるのが便利です。


というわけで、USBとコンセントプラグを同時接続できるマルチタップがあれば壁にコンセントが1つしかないような場所に泊まっても安心。手持ちのガジェットをまとめて充電できるのでおすすめです。ただし、「BSTA22AU」を含めた全ての製品が持ち歩きを想定したガジェットとしてはやや大きさに不満が残るため、よりコンパクトで雷ガードなどの付加機能もある製品が発売されると出張族や旅行者にとっては手放せない製品になるハズ。今回の製品を上回るコンパクトさと機能性を兼ね備えた集積レベルの高いモノが出ることを期待しています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
大きなACアダプターでもクネクネ曲がって全部挿せる電源タップ「Pivot Power」 - GIGAZINE

ブタに鼻栓をしているような気分になる、差し込み口満載の電源タップ - GIGAZINE

コンセントにUSBポートを増設する「Power2U」 - GIGAZINE

壁面コンセントに埋め込んで無線LANが利用できるデザインのWi-Fiルータ「MZK-KR150N」 - GIGAZINE

さしこみやすい新型コンセント - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.