クラウドファンディングサイト「Crowdtilt」がiPhoneアプリをリリース

Kickstarterなどのクラウドファンディングサイトは、出資を募り目標額に達することでアイデアが製品化するといった仕組みです。そんなファンディングサイトの1つであるCrowdtiltからiPhoneアプリがリリースされました。
The Crowdtilt Mobile App
http://tilt.crowdtilt.com/mobile/
Crowdtiltとは - はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Crowdtilt
CrowdtiltのiPhoneアプリでどのように資金を募集したり、出資を行うのかがわかるムービーは以下から確認できます。
Crowdtilt: Now on Your iPhone - YouTube
Crowdtiltアプリでは、どのようなキャンペーンが投稿されているかをチェックすることが可能。

出資を行いたいキャンペーンがあれば、画面下のボタンをタップすると……

出資を行うことができます。

また、自分のキャンペーンをCrowdtiltアプリから作成することも可能。

このムービーでは、「道にできた穴をふさぐ」ために出資を募ります。

アプリからカメラを起動し、どのような穴が空いているかを撮影して投稿。

今回の目標額は200ドル(約2万円)。Crowdtiltではキャンペーンの投稿者が目標額を設定して、金額が目標額に達すれば集まった資金を手にすることができ、目標額に届かなかった場合は集まった資金を手にすることはできず、出資を行った人のお金が支払われてしまうこともありません。

キャンペーンの投稿はたった3ステップで完了。

その後、SMSやメッセージ、TwitterなどのSNSでキャンペーンを友人に送信してお知らせすることが可能。

URLが記載されたメッセージを受け取った友人は……

Crowdtiltアプリから内容を確認し、1タップでキャンペーンに出資しました。

こちらの資金がどんどん集まっているキャンペーンは、「タホ湖の家を貸し出すため」のキャンペーン。

友人や知人がアプリから出資を行ってくれたため、このキャンペーンは無事目標額を集めることを達成。

Crowdtiltの使用例のページによると、キャンペーンは、「友達のバースデーパーティーのため」という内輪限定のものから、「オークランドの歴史を作ろう」といった地域に限ったものや「閉店の決まったオモチャ屋を救おう」という経営難の会社を建て直すための費用を募るキャンペーンなどさまざまなものがあります。

ほかにも、盗難に遭った人の心の傷を癒やすため、盗まれたヘッドホンをプレゼントするといったキャンペーンがあったりと、Kickstarterのような大規模なファンディングサイトではできないようなキャンペーンを展開できるのがCrowdtiltの特徴。

Crowdtiltは今のところアメリカ国内のみで使用できるサービスとなっており、日本版アプリのリリースはありませんが、アニメ映画「リトルウィッチアカデミア2(仮)」がKickstarterで3000万円を超える金額を集めるなど、日本人のプロジェクトがクラウドファンディングで話題を集めたりしているため、そのうちCrowdtiltが日本でサービスを開始することもあるかもしれません。
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