巨大ゴキブリなど砂漠にたたずむ不思議な木造構築物の昼・夜の姿、そして燃え尽きるまで
昼と夜とで町の姿が大きく変わるバーニングマンですが、砂漠に点在する作品のうち、木造の構築物たちも夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気になったり怪しげな雰囲気に変貌。そしてバーニングマン4日目の木曜日から作品たちには火がつけられ、人々に見守られる中燃え尽きることになるので、その様子をまとめてみました。
テンプルとはまた違う、ピラミッドのような木造建築。
中では音楽が流されていました。
夕暮れの中ライトアップされるご幻想的な雰囲気。
こちらはKickstarter上で出資を募っていた作品。無事目標額を集め、完成したようです。
祭壇と堤防、そしてサンゴ礁を組み合わせてデザインされており、魚が泳いでいるように見えます。
中に入ってみると……
祭壇の姿。
休憩スペースもあります。
夜ライトアップされるとこんな感じ。まるで海の中を泳いでいるようです。
赤や青、ピンク、水色などさまざまな色にライトアップ。
巨大ゴキブリも発見。
正面から見た様子。
夜ライトアップされるとかなり怪しげ。
森っぽいデザインのアスレチック。
ハンモックで眠る人の姿もありました。
入り口。
砂漠に展示してあった多くの構築物がそうであるように、こちらも金属を使わず、木材のみで作り上げられています。
夜の様子はこちら。
その他にも、ともだちのマークを彷彿とさせる手のひらや……
扇風機っぽいもの。
休憩スペースにもなる場所。
らせん状の階段を上っていきます。
実際に本を読み一休みする女性。
このように、バーニングマン会場に訪れた人が遊んだり休憩するために使っていた木造構築物たちですが……
バーニングマン開催から4日目の木曜日、一斉に火がつけられます。
燃えさかる作品たちを囲み、歓声をあげるバーナーたち。
火が回ると作品は崩れ、燃え尽きていきます。
別のスペースでも作品が崩れるまでレンジャーたちが監視し、火の近くにバーナーたちがやってこないようにしています。
目が付いた手のひらもメラメラ燃えます。
見守るバーナーたち。
どんどん火が回っていき……
ぐらっとバランスを崩します。
そして倒壊。
すべての構築物が崩れると大きな歓声が上がり、火の周りにバーナーが押し寄せます。
キャンプファイアのように火の回りをぐるぐると回るバーナーたち。中には全裸の人もおり、プリミティブな光景です。
アート作品を囲み盛り上がるバーナーたちの様子は以下のムービーから見ることができます。
燃えるアート作品を囲むバーナーたち - YouTube
おおはしゃぎ。
そして夜更けまで火を囲んでのパーティーが続くのでした。
なお、翌日の朝に作品たちがあった場所に向かうと、すべてキレイに片付けられていました。
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