燻製がウリの「香り味わう燻塩らぁ麺」、どこにベーコンがあるのか分からないので探してみました
くん製のだいご味は、素材のいつもとは違った風味を楽しむ点にあり、日本ではカツオ節などが有名です。エースコックが今回発売している「香り味わう燻塩らぁ麺」(税別220円)は、鶏と魚介の旨みがしっかりと効いた塩ラーメンスープにカツオとベーコンの香ばしいくん製の匂いを溶かし込んだ新感覚のスープに仕上げてあるとのこと。新感覚のスープの味はどういったものなのか、そして「香りを味わう」とはどういう感覚なのか、確かめるべく実際に食べてみることにしました。
(PDF)人気の「燻製」をテーマにしたカップめんが登場 鶏と魚介の旨みにベーコンや鰹節の香りが効いた風味豊かな塩ラーメン
香りがウリなので、パッケージにはモクモクと出た湯気が描かれています。
そして、その香りを引き立たせているのがカツオ節とベーコン。どちらもくん製の良い香りがするのですが、2つが合わさると一体どんな風味になるのか、ドキドキ。
原材料はこちら。スープのベースは鶏と魚介の塩味ということで、鶏エキスや魚介エキスが入っています。
1食(98グラム)当たり354キロカロリー。
小袋は3種類あり、「かやく」「粉末スープ」「液体スープ」です。
今回、ベーコンはスープにだけでなく具材にも入っており、くん製の香りを引き立たせより一層の香ばしさを味わう事ができるとのこと。ベーコンはくん製の香りだけでなく、凝縮された肉のうま味が感じられる食材であり、これは香りも味にも期待が持てそうです。
粉末スープを加えて、4分待ちます。
そして、液体スープを加えると……
完成です。
肉そぼろ、チンゲン菜、ねぎ、唐辛子などの具材が確認できます。また、確かに塩ラーメンの良い香りはするのですが、この時点では思ったほどにくん製の香りは感じられません。香ばしいくん製の香りはどこにあるのでしょう……
その答えは麺を実際に食べてみるとわかりました。スープに溶け込んだくん製の香りがしっかりと麺にからみついており、麺をすすると口の中から鼻孔にかけてくん製の香ばしさが広がります。「香りを味わう」とある通りに、くん製の香りは麺と共に口に入れて初めて味わえるものだということです。スープは魚介よりも肉の風味がよく効いていて、全体的にはかなりあっさりとした味に仕上がっています。
ところで、具材にもベーコンが入っているはずなのですが、見つかるのは肉そぼろばかり。「おかしいなぁ、かやくの入れ忘れは無いはずなんだけど」と心配になりいろいろスープの中を調べてみたところ……
見つけました!あまりにも小さすぎて恐らく常人が見つけるのは不可能なレベル。
ベーコンは、容器の底で肉そぼろの破片やねぎの切れ端と共にゴロゴロしていてなかなか見つけにくいのですが「ウォーリーを探せ!」のように、発見したときの喜びはまた一塩です。
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