秘境感漂う岡山の洞窟・備中鐘乳穴に行ってきた
平安時代に編纂された「日本三代実録」などの歴史書にも名を残すという岡山県指定天然記念物の備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)。300メートルの位置まで観光できるようになっていて、ライトアップで不思議な空間が演出されていました。
詳細は以下から。
入り口の前にある看板。
地図と説明。洞の長さは700メートルあり、奥は現在もまだ開発中になっています。現在、300メートルの場所までは入って見ることができます。
受付で入場料を払って洞窟を目指します。
受付から洞窟まで100メートルほど坂を下っていきます。
洞窟自体の入り口。大きな亀裂のように見えます。
ちょっと怖い雰囲気の柵をくぐっていきます。
内部はカラーのライトアップがされています。
入口前から入洞するムービー。
岡山の洞窟・備中鐘乳穴 入口前から入洞 - YouTube
「くらげ岩」
天井はものすごく高い所が多い。
少し進むと広い空間が現れます。
洞窟内部のムービー。
岡山の洞窟・備中鐘乳穴 洞窟内部 - YouTube
神様も祭られていました。
「七町田」
「しだれ桜」
心ない人による落書きがされていました。
洞窟はまだまだ続いています。
直径5メートルの石筍「河内富士」
「白絹の滝」
「おさるさん」
「五重の塔」
塔は22階層の巨大な鍾乳石でできているそうです。
洞窟の中には頭上に注意して移動しなければならないところもあります。
「大黒柱」
洞窟らしくコウモリもいました。
岡山の洞窟・備中鐘乳穴 コウモリ - YouTube
「昇り龍」
ライトの光で植物も育っています。
洞窟の奥の方はちょっとおどろおどろしいライトアップ。
桃太郎のモデルとなった吉備津彦命が鬼退治の作戦会議をしたという評定の間。
「マリア像」
「たこ坊主」
「座禅の仁王」
「翁」。このあたりまでが現在観光できる部分となるので、来た道を引き返して戻ります。
出口の光がまぶしい。
観光用に整備された鍾乳洞とはいえ、かなり奥行きと広さがあり、探検気分が十分に味わえます。また、受付から鍾乳洞入り口まで木漏れ日のさす道を歩いて下っていくことになるので、晴れている日に来るとちょっとした秘境に来た気分にもひたれる名勝でした。
備中鐘乳穴本家ホームページ
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