隠れキリシタンの里で縄文時代にタイムスリップできる縦穴式住居カフェの「まだま村」に行ってきました

はんだづけカフェやは虫類カフェなど、多くのコンセプトカフェが都会にはありますが、都会から離れた山の中にひっそりとあるのが「まだま村」です。まだま村がある大阪府茨木市大字付近の山間部は、1919年にフランシスコ・ザビエルの肖像画が発見された隠れキリシタンの里として知られていて、まだま村はその豊かな自然あふれる地域に縄文時代の竪穴式住居を再現したカフェになっているとのことなので、実際に行ってみました。
まだま村
http://www.madamamura.com/
まだま村があるのは、大阪府茨木市大字千提寺428。
まだま村へ向かう道はかなり狭くなっています。

曲がりくねった道を進んでいると、まだま村の看板を発見。

駐車場に向かう道はかなり急勾配です。

急勾配の道を抜けたら駐車場に到着。

辺りには木々が生い茂っています。

豊かな自然の中にひっそりとたたずむまだま村を発見。

竪穴式住居は、地面を円形や方形に堀くぼんだ場所に柱をつなぎあわせて建てる縄文時代にさかんに作られた建物。地面を掘った場所が居住空間になるので、外から見ると窓の位置がとても低い場所にあります。

屋根は琵琶湖のヨシを利用して作ったよしぶき屋根。また、建物の大きさは直径12m、高さ11
mです。

よしぶき屋根は手入れが大変で、10年ごとに葺き替えるとのこと。

外にはテラス席もあります。

テラス席から見る景色も緑がいっぱい。

テラス席の近くには水が流れており、自然に聞こえる水の音が情緒あふれる感じです。

周囲を探索したところで店内に入ってみます。

入口にはスイーツのメニューが置いてありました。

店内は地面から1メートル掘り下げた空間にありひんやりとしています。照明が少し暗めで落ち着いた雰囲気です。

今回は1日20食限定で予約制の「縄文ランチ」を食べるために電話予約をしていたので予約席に案内されました。

席のすぐ隣には囲炉裏があります。

まだま村の建物は釘を一本も使用しておらず、すべての柱はおうとつをはめ込んで作っているとのこと。

インテリアはほとんどが木製で、店内は木の自然な香りがほのかにします。

現代のものとは少し違う煙突式ストーブ。

照明がオシャレな和室。

まだま村には個室もあります。

個室は少し狭い空間ですが、趣がある部屋です。

屋根の裏にいけるはしごがあるものの、上るのは禁止。

店内をウロウロしていると、予約していた税込1500円の縄文ランチが運ばれてきました。

玄米を使用したご飯。

キュウリの酢の物が付いています。

おみそ汁は細かくカットされた野菜がたっぷり入っていました。

自家製および付近の農家で採れた野菜のみを使った一品が並んだメインプレート。

みそやしょう油などの調味料は全て無添加のものを使用。味付けは全体的にあっさりしていて、食べているだけで健康になった気分がします。

唯一カロリーが高そうな揚げ物も……

中身は豆腐と野菜を合わせた一品。サクッとした衣とフワフワとした豆腐の食感がたまりません。

食後はコーヒーで一息。縄文ランチを頼むと、+300円でコーヒーを頼めます。

コーヒーを混ぜるマドラーも自然のものを利用していました。

まだま村では、税込380円の「縄文まだまクッキー」やコーヒーカップといったものも売っているので、お土産に買って帰るとよさそうです。

都会にあるオシャレなカフェでゆっくりするのもいいですが、たまには都会から離れた場所でまったりお茶をすると気分がリフレッシュすること間違いなしです。
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