取材

水の都大阪を走る「大阪水上バス」に乗ってみました


大阪といえば「食い倒れの街」や「商人の街」などと言われていますが、水の都という側面も併せ持っており、水都大阪フェスと言うイベントも行われるほどです。そんな大阪には水路を走る観光用の水上バスを通年で京阪電鉄が運行しています。住んでみるとこういった観光用の船はあまり乗ることがなかったので、記事化するべく水上バスに乗ってきました。

大阪水上バス|大阪リバー&ベイクルーズ
http://suijo-bus.jp/

京阪電鉄の淀屋橋駅に到着。


淀屋橋駅は地下鉄の駅ですが、地上階には水上バスチケット売り場とのりばがあります。


きっぷ売り場の列に並び、きっぷを購入します。


価格は周遊 60分コースが大人税込1700円・小人800円、片道の40分コースだと大人税込1300円・小人600円。水上バスは大阪城港・八軒家浜船着場・淀屋橋港・OAP港の4つの乗り場から乗船できます。


乗船券のデザインはこんな感じ。


水上バスのりばに向かいます。


のりばには水上バスを座って待つ椅子がたくさんありました。


土佐堀川を見ていると……


水上バスが近づいてきました。


のりばに到着。


乗客がどんどん降りてきます。外国人のお客さんも乗っていました。


乗船前のパンフレットはチケットと一緒に渡されないので、きっぷ売り場で確保しておく必要があります。


さっそく水上バスに乗り込みます。


旅客定員は1.5時間未満は132名・1.5時間以上6時間未満は99名となっており、中は広いようです。


船内前方からの後部を向いて撮影するとこんな感じ。


これは進行方向を向いて撮影したもの。3人がけの席が基本で、休日の最終便の搭乗率は10%くらいでした。


対面で座れる6人がけの席も用意されています。


そうこうしているうちに、水上バスは旋回し出発します。


水を切って走っていますが音はあまりうるさくはありません。


水上バスが川を走る様子は以下のムービーから確認できます。

水の都といわれる大阪を走る「大阪水上バス」に乗ってみました - YouTube


水上バスは車高が低いので橋の下をくぐるのもなんのその。


船内の屋根の窓が透けているので、下から橋を見上げられます。


まずは流れを把握するべく、パンフレットでコースを確認します。


少し走ると、左手に公園が見えてきました。


バラ園のある中之島公園


公園にはカップルが多い感じ。


船は目立つので、通ると子ども達が手を振ってくれます。


この公園以外にも何度かこのような場面に出くわしました。


公園の端には安藤忠雄が構想した大噴水が。


毎時0分と30分に高さ25メートル・長さ60メートルの巨大なアーチがかかります。


天満橋付近からは京阪シティモールが見えました。


しばらく水路を走っていると……


ぽんぽん船という船に出くわしました。


スピードは水上バスの方が速く、横を過ぎ去っていきます。


奥には公園があり、日当たりのいい1カ所だけ桜がすでに咲いていました。この桜は通常の開花よりも1週間ほど早く咲くそうです。


左手には桜の通り抜けで有名な、大阪造幣局が見えます。


乗船時には桜の花は咲いていなかったものの、桜の花が咲いている時は多くの人で賑わいます。


OAP港に到着。近くにあるクリスタルタワーは150メートルの高さがあり圧巻。


そうこうしているうちに、船の旅も中盤へ。寝屋川橋をくぐり大阪城港へ。


寝屋川橋の少し先に見えてくるのは、1870年頃から太平洋戦争の間まで日本軍の武器を作っていた大阪砲兵工廠


工廠から武器を出荷する水路はすでに閉鎖されています。


水上バスからはライブなどが行われる大阪城ホールも見えました。


いよいよ終盤にさしかかります。左側に見えるのは川の駅はちけんや


1918年に建てられた重要文化財の中央公会堂が見えてきました。


奥には中之島図書館や大阪市役所が見えます。


そんなこんなしているうちに60分の船旅が終了。機内ではほぼずっと機内アナウンスが流れているので飽きません。


大阪水上バスは朝10時から乗ることができ、最終便は16時台。大阪観光で訪れた時や、大阪に引っ越してきた際にまず乗ってみると、大阪の街の様子がおおまかに分かるので乗ってみるのもいいかもしれません。

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in 取材,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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