GrapheneOSの緊急コードでデータを抹消し警察を困らせたユーザーのインタビューが公開される

セキュリティとプライバシー保護に特化したOS「GrapheneOS」の「緊急用のPINまたはパスワードを入力して端末のデータを抹消する」という機能を使って不当な取り調べに抵抗した人物が、海外メディアの404 Mediaのインタビューに応えています。
‘The Government Hopes To Set a Precedent’: An Interview With the Man Charged for Allegedly Wiping His GrapheneOS Phone
https://www.404media.co/the-government-hopes-to-set-a-precedent-an-interview-with-the-man-charged-for-allegedly-wiping-his-grapheneos-phone/
アトランタに住むサミュエル・チュニック氏は、警察訓練センター「コップシティ」の建設に抗議する運動に関与したとして、空港で取り調べを受けることになりました。チュニック氏は身体検査や手荷物検査を拒否したにもかかわらず強行され、最終的にスマートフォンのロック解除を求められたとのこと。ここでチュニック氏はロック解除用ではなくデータ消去用のPINを警察に伝え、スマートフォンのデータを抹消することに成功しました。
GrapheneOSの「緊急パスワードを入れてデータ消去」機能が捜査妨害に当たるとして司法省が起訴を計画 - GIGAZINE

スマートフォンにアクセスできなくなったため、チュニック氏はそのまま解放され、空港を後にしました。しかし約1年後、「デジタルデータを破壊した」として起訴されることになりました。
チュニック氏は「起訴には衝撃を受けた」と語り、コップシティの建設に見られる警察の強硬姿勢が如実に表れたものだ、と指摘。「他の市民や活動家にも、このような前例を作らせてはならないと理解してもらいたい」と話しました。

インタビューに同席したチュニック氏の弁護士によると、チュニック氏の起訴理由となった「財産の差し押さえを阻止する目的で財産を破壊することを禁止する」という法律が適用されたのは過去に麻薬密売事件の1件だけで、「極めて異例」とのこと。
弁護士は「本来、当局がスマートフォンの内容を調べるには令状が必要ですが、空港ではそのような保護が適用されないことが少なくありません。そのため、あえて空港で取り調べを行えるよう当局が仕向けたのです。もしクライアントのスマートフォンに犯罪の証拠があると当局が考えていたのなら、裁判官に捜索令状を請求できたはずです。しかし彼らはそうしませんでした」と指摘しました。

チュニック氏は空港の取り調べがある前から監視対象になっていたようで、前科がないにもかかわらず仕事で学校施設に立ち入る許可が下りなかったり、家の前に隠しカメラを設置されたり、自動車に追跡装置を付けられたりしていたとのこと。
チュニック氏は「当局の行動は、他の活動家に対し、自らのデータを保護したり社会運動に参加したりすることを萎縮させることが目的だと考えています。この問題に関心を持ってくれる人が多いのは励みになります。政府は、誰にもプライバシーを守る権利はないという前例を作ろうとしています」と語りました。
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in ソフトウェア, スマホ, Posted by log1p_kr
You can read the machine translated English article An interview has been released with a us….






