GIGAZINE読者は何オタクなのか?ガジェットやアニメだけではないオタク事情を分析してみた

GIGAZINEではAI・サイエンス・ハードウェア・ソフトウェア・ゲーム・アニメ・映画・食などさまざまなカテゴリの記事を日々掲載しています。「そんなGIGAZINEの記事を読んでいる読者は、もちろん多種多様なオタクであるはず!」ということで、年に3回実施しているGIGAZINE読者アンケートで「あなたは何オタクですか?(複数選択可)」と聞き、その結果をいろいろな角度で分析してみました。
まず、回答全体のTOP20は以下の通り。

最も多かったのは「アニメ」で、回答者に占める選択率は脅威の32.9%。続く「PCゲーム」「ガジェット」はどちらも20%以上が選択しており、「マンガ」「読書」「映画」「自作PC/電子工作」はそれぞれ15%以上、「家庭用・コンシューマーゲーム」「音楽」「AI」はそれぞれ10%以上の回答者に選ばれている人気カテゴリとなっています。
GIGAZINEがIT系ニュースサイトでありガジェットやアニメ・ゲーム系の記事が多いことから、ここまでに出てきたカテゴリは「GIGAZINEらしいな」という感じのカテゴリのものが多い印象。しかし、TOP20圏内には「バイク」「ネコ」「コーヒー」「旅行」なども入っておりGIGAZINE読者の関心の幅広さが伺えます。
21位から70位までは以下の通り。21位以下まで見るとプログラミングや自動車・同人誌・アナログゲーム・DIY・料理・声優・文房具・投資・モータースポーツ・健康・スポーツ・ハンドメイド・園芸・ミリタリー・釣り・競馬・観劇など細かい関心が見えました。
| 順位 | カテゴリ | 順位 | カテゴリ | 順位 | カテゴリ |
|---|---|---|---|---|---|
| 21 | プログラミング | 41 | ライトノベル | 61 | コスプレ |
| 22 | 自動車 | 42 | キャンプ | 62 | 鉄道撮影 |
| 23 | 同人誌 | 43 | 特撮 | 63 | ラジコン |
| 24 | アナログゲーム | 44 | サッカー | 64 | ゴルフ |
| 25 | DIY | 45 | ハンドメイド | 65 | ドール |
| 26 | 料理 | 46 | 謎解き | 66 | ミニカー |
| 27 | 声優 | 47 | ボーカロイド | 67 | 鉄道模型 |
| 28 | プラモデル | 48 | 園芸 | 68 | ミニ四駆 |
| 29 | 文房具 | 49 | ミリタリー | 69 | メイド・コスプレ関連サービス |
| 30 | 楽器 | 50 | トレーディングカード(ゲーム) | 70 | フィギュアスケート鑑賞 |
| 31 | 投資 | 51 | 釣り | ||
| 32 | モータースポーツ | 52 | 競馬 | ||
| 33 | 健康 | 53 | 格闘技 | ||
| 34 | 野球 | 54 | 音声合成 | ||
| 35 | お笑い | 55 | プロレス | ||
| 36 | フィギュア | 56 | ディズニー関連 | ||
| 37 | イヌ | 57 | ボーイズラブ | ||
| 38 | 筋トレ | 58 | トイガン | ||
| 39 | 自転車 | 59 | 観劇 | ||
| 40 | アイドル | 60 | サバイバルゲーム |
さらに、選択肢にないカテゴリを「その他」として回答した人もいました。「その他」を選んだ人に何のオタクかを自由記述で聞いた結果をワードクラウドにしたものが以下。「イラスト」「お茶・紅茶」「ファッション」「ボードゲーム」「麻雀」などが多く回答されたほか、「宇宙・天文」「美術・アート」「掃除・整理整頓」「3Dプリンター」「ドローン」「語学」「アマチュア無線」「PCソフト」「スニーカー」「ラジオ」「航空」「歴史」「日本酒」「クイズ」「ポイ活」「レトロPC」「サウナ」などの細かなオタクカテゴリが寄せられていました。

また、年代別に見ると上位カテゴリの顔ぶれに違いが出ました。年代別のTOP5を表にまとめると以下の通り。
| 年代 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10代 | PCゲーム | ガジェット | 自作PC/電子工作 | アニメ | AI |
| 20代 | PCゲーム | アニメ | ガジェット | 自作PC/電子工作 | マンガ |
| 30代 | アニメ | PCゲーム | ガジェット | マンガ | 家庭用・コンシューマーゲーム |
| 40代 | アニメ | PCゲーム | マンガ | ガジェット | 家庭用・コンシューマーゲーム |
| 50代 | アニメ | バイク | マンガ | ガジェット | 読書 |
| 60代 | バイク | 映画 | ガジェット | 読書 | アニメ |
| 70代以上 | カメラ | 映画 | 自作PC/電子工作 | コーヒー | 懸賞 |
10代と20代では「PCゲーム」が1位で、特に10代では「AI」が上位に入っているのが特徴的。20代は「PCゲーム」「アニメ」「ガジェット」「自作PC/電子工作」「マンガ」という、GIGAZINEのメインコンテンツに近いカテゴリがそろっています。
30代と40代では「アニメ」が1位になり、「PCゲーム」「ガジェット」「マンガ」「家庭用・コンシューマーゲーム」も上位に入りました。20代までと比べると「AI」や「自作PC/電子工作」の順位は下がりますが、アニメ・ゲーム・マンガ・ガジェットという軸は引き続き強くGIGAZINE読者らしいカテゴリ構成が続いています。
50代では「アニメ」が1位のまま「バイク」「読書」がTOP5に入りました。60代では「バイク」が1位で、「映画」「読書」も上位に入っています。さらに70代以上では「カメラ」「映画」「自作PC/電子工作」「コーヒー」「懸賞」がTOP5に並んでおり、年代が上がるにつれてアニメ・ゲーム・マンガ中心の構成から、乗り物・鑑賞・読書・カメラ・コーヒーなど長く続けやすいカテゴリへ広がる傾向が見られます。
次に、「普段ゲームをプレイする人/しない人」でTOP5を出してみると以下のようになりました。
| 普段ゲームをプレイするか | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|---|
| はい | アニメ | PCゲーム | ガジェット | マンガ | 家庭用・コンシューマーゲーム |
| いいえ | アニメ | ガジェット | 映画 | バイク | 読書 |
普段ゲームをプレイする人では「PCゲーム」と「家庭用・コンシューマーゲーム」がTOP5に入り、ゲームそのものへの関心がそのまま上位カテゴリに反映されました。ただし、1位は「アニメ」で、「マンガ」や「ガジェット」も上位に入っているため、ゲーム単独というよりもゲーム・アニメ・マンガ・ガジェットを横断して楽しむ層が多いことがうかがえます。
一方でゲームをプレイしない人では「アニメ」と「ガジェット」が上位に残りつつ、「映画」「バイク」「読書」がTOP5に入りました。ゲームをしない読者でもアニメやガジェットへの関心は強く、そこに映像作品・乗り物・読書といったカテゴリが加わる形になっています。ゲームプレイの有無でゲーム関連カテゴリの順位は大きく変わるものの、「アニメ」と「ガジェット」はどちらの層にも共通するカテゴリと言えそうです。
次に、「最近マンガを読んだ人/読んでいない人」のTOP5は以下の通り。
| 最近マンガを読んだか | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|---|
| はい | アニメ | マンガ | PCゲーム | ガジェット | 読書 |
| いいえ | PCゲーム | アニメ | ガジェット | 自作PC/電子工作 | 音楽 |
最近マンガを読んだ人では「アニメ」と「マンガ」が1位・2位に並び、「読書」も5位に入りました。マンガを読む人はマンガ単体ではなくアニメや読書にも関心が広がっており、ストーリーやキャラクターを楽しむカテゴリが強く出ています。
一方で、最近マンガを読んでいない人では「PCゲーム」が1位で、「ガジェット」「自作PC/電子工作」も上位に入りました。マンガを読んでいない層では読み物・映像寄りのカテゴリよりも、PCゲームやガジェット、自作PC/電子工作といったデジタル・ハードウェア寄りの関心が目立っています。ただし、どちらの区分でも「アニメ」は上位に入っており、マンガを読むかどうかにかかわらずアニメへの関心は広いことが分かります。
さらに、「性別ごとのTOP5」を出してみると以下のようになりました。
| 性別 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 女 | アニメ | マンガ | 読書 | ネコ | 懸賞 |
| 男 | アニメ | PCゲーム | ガジェット | 自作PC/電子工作 | マンガ |
男性・女性どちらも「アニメ」が1位ですが、2位以下の顔ぶれに違いが出ました。男性では「PCゲーム」「ガジェット」「自作PC/電子工作」が上位に入り、PC・ゲーム・ハードウェア寄りのカテゴリが強く出ています。一方で女性では「マンガ」「読書」「ネコ」「懸賞」がTOP5にランクイン。男性側で目立ったPC・ガジェット系よりも、マンガや読書のようにコンテンツを楽しむカテゴリ、ネコや懸賞のように生活や日常に近いカテゴリが上位に来ており、性別によって関心のあるカテゴリの方向性に違いが見られます。
続いて「1人あたり何カテゴリを選んだか」を集計しました。ここでは「特になし」を0カテゴリ扱い、「その他」をカテゴリ数のカウント対象外としています。

最も多かったのは「6カテゴリ以上」の29.3%。1カテゴリだけを選んだ人は14.6%で、2カテゴリ以上を選んだ人は合計76.9%に達しています。GIGAZINE読者のオタク傾向は単独カテゴリよりも、複数カテゴリを横断して関心を持つケースが多いことが分かりました。
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