どのヘルメットが衝撃吸収に優れているのかがわかるヘルメット評価ランキングサイト

アメリカのバージニア工科大学の研究者らが、工事現場やスポーツ、自転車といったさまざまな場面における「脳しんとうを防ぐのに役立つヘルメットランキング」を公開しています。
Virginia Tech Helmet Ratings
https://www.helmet.beam.vt.edu/
バージニア工科大学の研究者らは、消費者がヘルメットの購入時に十分な情報に基づいて判断を下せるよう、さまざまなヘルメットを公平に評価したランキングを公開しています。これはバージニア工科大学の社会貢献活動の一環であり、ヘルメットメーカーからの資金提供は受けていないとのこと。
バージニア工科大学は、販売されているすべてのヘルメットは規格団体が定める最低限の安全基準を満たしているものの、基準を満たすヘルメットの中でも衝撃保護性能は異なる場合があると指摘。そこでバージニア工科大学ヘルメット研究所はこれらの基準に加え、スポーツ特有の衝撃試験を実施し、ヘルメットを5段階評価でランク付けしています。ランキングにおいて重視されているのは、「脳しんとうのリスクをどれほど効果的に軽減できるのか」という点です。
公式ページを見ると、以下のように「Construction(工事)」「Varsity Football(大学フットボール)」「Hockey(ホッケー)」など、さまざまなカテゴリーごとにランキングが分けられています。今回は、日本でも自転車の交通違反に対する青切符の導入によって注目が高まっている「Bicycle(自転車)」用のヘルメットについて見てみます。

研究者らは、実際の自転車事故を想定したさまざまな衝撃シナリオについて、各ヘルメットが直線加速度と回転速度の両方をどれだけ低減できるかを評価してランキング付けしたとのこと。星の数が多いほど安全評価が高いことを示しており、製品ごとに価格やスコア(低い方が衝撃緩和に優れている)が表示されています。最も評価が高いのはカナダの新興メーカー・PIKIO Labsが製造する「PIKIO Si OBLIK」です。クリックすると詳細な製品評価を確認できます。

「PIKIO Si OBLIK」はテスト対象となった300個のヘルメットの中で最もスコアがよく、テスト時点の価格は379ドル(約6万1300円)でした。

以下は「PIKIO Si OBLIK」の衝撃吸収性能を、平均的な5つ星評価のヘルメットと比較したもの。衝撃強度が「Low(低い)」「High(高い)」の両方で、より良く衝撃を吸収していることがわかります。

評価はカテゴリーごとに異なっており、工事カテゴリーのヘルメットランキングは以下の通り。工事カテゴリーでは、建設現場で発生する「重傷ながらも生存可能な事故」を想定し、さまざまな落下シナリオで脳しんとうや頭蓋骨骨折のリスクをどれほど減らせるのかを評価しています。

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in ハードウェア, 乗り物, Posted by log1h_ik
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