かなりダークサイドを感じてしまうイギリスの消防士用新型ヘルメット
過酷な環境に身を投じる消防士は子どもたちの憧れの職業の1つ。誰しもがあの耐熱ジャケットと酸素マスクを身につけてみたいと感じたことがあると思いますが、このたびイギリスの消防庁が導入した新型ヘルメットがあまりにもフォースの暗黒面を感じさせてしまう形状になっています。
詳細は以下
Firemen to wear 'Star Wars stormtrooper helmets' - Telegraph
Firemen go over to the Dark Side: New helmet makes them look like Star Wars stormtroopers | Mail Online
これが従来の装備。黄色のヘルメットはイギリスの消防士の象徴とも言えるものでした。
そしてこれが新型。大きな眼球部分と鼻のラインがダース・べイダーっぽい。フランスのMSA社製で1つ130ポンド(約2万円)。特殊な耐熱樹脂製で摂氏1000度の熱にさらされても内部温度を35度に保つことが可能。防護面は紫外線などの強力な熱や光を防ぐため金色にコーティングされています。
横に取り付けられている黄色い棒状のものはフラッシュライト。これも摂氏300度までの耐熱性能をもっているそうです。ちなみに「ヘルメットは金属のほうが丈夫なのでは?」と思ってしまいますが、火災現場での感電事故が相次いだことで20世紀初めには廃止されていたのだそうです。
バイク用ヘルメットにデザインが似ているため、交通事故の現場などでは紛らわしいかも……という心配の声もあるそうですが、内部構造の改良により安全性が増したことで現場ではおおむね好意的に受け入れられているということです。
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