メモ

発電機を内蔵した近未来的なバイク用ヘルメット


最近は携帯型のGPSナビやトランシーバーなどを持ってバイクに乗る人が多いように思いますが、そこで問題になるのが電源の確保。バイクには車のようなシガーソケットがなく、そこから電源をとるということができません。配線をいじるのは素人には大変ですし重たい外付けバッテリーを持って乗るのもなかなか難しい。二輪用ETCの設置にも電源が必要ですから、バイクに乗るときに電源が確保できるかできないかというのは利便性を左右する大事な問題なのです。

そこで、ヘルメットに発電機を内蔵し前から来る風を受ければ様々な電子機器を自由に使えるんじゃないか?ということに気づいたとあるデザイナーがこんなヘルメットを考え出しました。

詳細は以下
Greener Gadgets | Wind-Helmet | Wai Hoong Leng

Wind Helmetと名付けられたこのヘルメットは前面から空気を取り入れ後部のファンを回転させることで発電しようというもの。あくまでもコンセプトデザインですが、なかなか面白いアイデアです。

前から。空気取り入れ口がそんなに大きくないことが分かります


後ろから。こちらから排気されます。電力を利用してLEDの安全灯をつけるのも面白いかも知れません


構成図。プロペラの軸や発電機の位置はまだ検討中のようです。


口元のパイプからケーブルで電気を取り出す仕組み。


このようにバイクに乗りながら携帯電話の充電ができます


自転車で使うときはこんなイメージ。iPodを使っているようです。


横や後ろを向いたときに発電が止まってしまうことや、今のままでは発電機の効率と製造コストのバランスがとれないなどといった技術的な課題はたくさんあるのですが、実用的かつ夢のあるアイデアと言えるのではないでしょうか。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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