ハードウェア

AMDが「Ryzen 7 7700X3D」を発表、5800X3Dを10周年記念モデルとして復活させAM5サポート延長も表明


AMDが独自の3Dスタッキング技術である3D V-Cacheテクノロジーを搭載した新たなRyzenプロセッサ「Ryzen 7 7700X3D」など、新製品やアップデートを多数を発表しました。

AMD Computex 2026: 10 Years of AM4, AM5 Support Through 2029 and Expanded RDNA 4 Gaming
https://www.amd.com/en/blogs/2026/amd-computex-2026-10-years-of-am4-am5-support-through.html

AMD Ryzen 7 7700X3D launches July 16 for $329 - VideoCardz.com
https://videocardz.com/newz/amd-ryzen-7-7700x3d-launches-july-16-for-329

AMD previews EXPO Ultra Low Latency memory for Ryzen AM5 systems - VideoCardz.com
https://videocardz.com/newz/amd-previews-expo-ultra-low-latency-memory-for-ryzen-am5-systems

AMDは「Computex 2026」に向けて、ゲーミング分野に関する新たな取り組みを発表しました。発表では、Socket AM4の登場10周年を記念して人気CPUの「Ryzen 7 5800X3D」を再投入することも明らかにしたほか、新しいプロセッサ「Ryzen 7 7700X3D」が公開されました。

Ryzen 7 7700X3Dは8つのコア、合計104MBのキャッシュ、最大4.5GHzのブースト速度を備えたプロセッサで、優れたゲーム性能と応答性を実現するとAMDは説明しています。Ryzen 7 7800X3Dと比較すると、キャッシュ構成や8コア構成は同一で、ブーストクロックは7800X3Dが最大5.0GHzで7700X3Dは最大4.5GHzと性能は劣る代わりに、約2万円安価な下位モデルとなります。AMDは「AMD 3D V-Cacheによるゲーム性能をより多くのプレイヤーに手頃な価格で提供するとともに、今後数年間のアップグレードにも対応できる柔軟性を備えています」と述べています。


Ryzen 7 7700X3Dは2026年7月16日に発売予定で、発売時の希望小売価格は329ドル(約5万2000円)です。

また、Ryzen 7 7700X3Dの発売に伴い、2022年に登場したSocket AM5プラットフォームのサポート期間が、従来予定していた2027年から2029年までに延長されました。AMDは「ゲーマーにとって、サポート期間の延長は、同じマザーボードを使い続けながらCPUをアップグレードできる期間が長くなることを意味します。プラットフォームのロードマップが長くなることで、システム全体の交換の必要性が減り、PCビルダーはAMD Ryzenプロセッサ、AM5マザーボード、互換性のあるメモリを選択する際に、より安心感を得ることができます」と説明しています。

また、中国市場専売として販売されていたグラフィックスカード「Radeon RX 9070 GRE」を、世界的に展開することも明らかになりました。Radeon RX 9070 GREはRDNA 4アーキテクチャによるレイトレーシング機能やAI処理機能を備えており、AMDによると競合製品よりも平均で21%高速なゲームパフォーマンスを実現するとのこと。Radeon RX 9070 GRE GPUは2026年6月2日からAMDのボードパートナーを通じて世界的に販売開始され、発売時の希望小売価格は549ドル(約8万7000円)となる予定です。


そのほか、AMDはEXPOメモリ規格の新たな拡張版である「EXPO Ultra Low Latency(EXPO ULL)」を準備しています。この新規格はRyzenプラットフォーム向けのDDR5キットを対象としており、2026年6月に発売予定の新しいメモリモジュールに搭載される見込みとなっています。

EXPO 1.2のアップデートの一環として発表されたEXPO ULLは、低遅延メモリモード、自動メモリオーバークロック、および対応するDDR5キットのより高度なメモリタイミング調整を提供します。AMDは、EXPO ULLによりゲームの平均FPSとフレームレートの下位1%の平均値を示す「1% Low FPS」の両方が向上し、DDR5メモリの公式規格であるJEDEC DDR5よりも平均FPSを最大13%向上させ、現行のEXPOプロファイルよりも平均FPSを最大4%向上させると主張しています。

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in ハードウェア, Posted by log1e_dh

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