メモ

Metaが原子力発電事業者のVistra・TerraPower・Okloと契約を結び2035年までに最大6.6GWの電力を確保


Metaは世界中の多くのユーザーに、AIサービスやさまざまなアプリを提供しています。これらを支える基盤となるデータセンターを運用するには、膨大な電力が必要です。Metaは今後の同社の事業を支えるための電力を確保するべく、新しい原子力発電プロジェクトを発表しました。これにより、Metaは最大6.6GWの電力を確保することとなります。

Meta Announces Nuclear Energy Projects, Unlocking Up to 6.6 GW to Power American Leadership in AI Innovation
https://about.fb.com/news/2026/01/meta-nuclear-energy-projects-power-american-ai-leadership/



Oklo Inc. - Oklo, Meta Announce Agreement in Support of 1.2 GW Nuclear Energy Development in Southern Ohio
https://oklo.com/newsroom/news-details/2026/Oklo-Meta-Announce-Agreement-in-Support-of-1-2-GW-Nuclear-Energy-Development-in-Southern-Ohio/default.aspx

TerraPower and Meta Enter Agreement for 8 Natrium® Advanced Nuclear Plants
https://www.prnewswire.com/news-releases/terrapower-and-meta-enter-agreement-for-8-natrium-advanced-nuclear-plants-302657043.html


Vistra and Meta Announce Agreements to Support Nuclear Plants in PJM and Add New Nuclear Generation to the Grid
https://www.prnewswire.com/news-releases/vistra-and-meta-announce-agreements-to-support-nuclear-plants-in-pjm-and-add-new-nuclear-generation-to-the-grid-302656941.html

現地時間の2026年1月9日、Metaは原子力分野のRFPプロセスに従い、電力網へのクリーンかつ信頼性の高いエネルギーの供給、原子力発電所の稼働への継続的な投資の維持、原子力燃料サプライチェーン、アメリカの雇用、AIイノベーションの支援につながる3社と契約を締結したことを発表しました。Metaと契約を締結したのは、従来の原子炉よりも小さい小型モジュール炉を開発するOklo、次世代型原子炉の研究開発を行うTerraPower、アメリカ最大の競争力のある発電事業者であるVistraの3社です。

MetaはOkloとTerraPowerを、「より安全で先進的な原子炉を開発し、原子力技術の開発を加速させる次世代アメリカの開発者」と紹介しています。そして、Vistraとの契約により、オハイオ州のペリー原子力発電所とデイビス・ベッセ原子力発電所、ペンシルベニア州のビーバーバレー原子力発電所の運転期間を延長し、発電量の増加に資金援助を行なうと説明しました。なお、Metaが発表した原子力発電プロジェクトは、同社がオハイオ州ニューアルバニーで展開しているマルチギガワットAI工場「Prometheus」に電力を供給することとなるそうです。

Metaが超知性の実現を目指して数千億ドル規模のAIインフラ投資を発表、2026年にマルチギガワットAI工場「Prometheus」を稼働し数年後に5ギガワットの「Hyperion」を稼働する計画 - GIGAZINE


Metaの原子力発電プロジェクトは、数千の建設関連雇用と数百の長期運用関連雇用を生み出し、2035年までに最大6.6GWの新規および既存のクリーンエネルギーを支えることが期待されています。重要なのは、原子力発電プロジェクトが電力網に信頼性と安定性のある電力を供給し、アメリカの原子力サプライチェーンを強化し、アメリカの発電所の建設と運営に関わる新規および既存の雇用を支えることです。

Metaとの契約は、OkloとTerraPowerにとって事業の確実性を高め、プロジェクトを推進するための資金調達を可能にし、最終的には送電網のエネルギー容量を増加させることを可能にします。これは長期的にはすべての顧客にとって送電網の信頼性を維持し、安定した卸電力価格を確保するための重要な手段となるとのこと。

MetaとTerraPowerの契約では、最大690MWの安定電力を発電可能な2基の新しいNatriumユニットを開発することを支援する資金が提供されることとなります。このユニットは早ければ2032年にも納入される予定で、この契約によりMetaは2.1GWの発電能力を備えた最大6基のNatriumユニットからのエネルギー使用権も取得可能です。


Okloとの契約では、オハイオ州パイク郡における全く新しい原子力エネルギーの開発を推進します。この先進的な原子力技術キャンパスは、早ければ2030年にも稼働予定で、最大1.2GWのクリーンなベースロード電力をPJM市場に直接供給し、この地域における当社の事業を支えることになるそうです。


Vistraとの契約で、Metaは追加で20年間分の原子力発電契約を通じ、オハイオ州で稼働中のVistraの原子力発電所から2.1GW以上の電力を購入する予定です。さらに、オハイオ州とペンシルベニア州ビーバーバレーにあるVistraの原子力発電所からも電力を購入予定となっています。これら3基の発電所はすべてPJMグリッド地域に位置し、今後も同地域に電力を供給する予定です。

Metaのコミットメントにより、これらの施設は地域の電力網に引き続き信頼性の高い電力を供給できます。各施設の新たな増設容量(合計433MW)は2030年代初頭に稼働開始予定で、PJM送電網地域における将来の需要増加にも対応予定です。つまり、VistraはMetaの支援によって施設を増設し、より信頼性が高くいつでも利用可能な電力を供給できるようになり、消費者はそのメリットを享受可能ということになります。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
原子力発電能力を2050年までに3倍にするという誓約にAmazon・Google・Metaが署名、MicrosoftとAppleは署名せず立場の差が浮き彫りに - GIGAZINE

GoogleとMetaのデータセンターが大量の電力を使うせいで石炭火力発電所の閉鎖が先延ばしになっている - GIGAZINE

Metaが1兆5000億円かけて同社最大規模のAIデータセンターをルイジアナ州に建設予定 - GIGAZINE

Metaは10万台以上のNVIDIA H100を使用してLlama-4をトレーニングしている - GIGAZINE

Metaの原子力AIデータセンター計画が「ハチ」によって阻止される - GIGAZINE

in メモ, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article Meta signs agreements with nuclear power….