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「Wordle」ライクな数字パズル「Dicele」で頭の体操をしてみた


単語を入力すると「その文字が使われていると黄色、何文字目に使われているかも一致していると緑色」のようにヒントが表示され、ヒントを頼りに正解の単語を導き出すパズルゲーム「Wordle」は、登場からすぐに世界中で人気を博し、ポケモンの名前を当てる「ポケモンWordle」や四字熟語を当てる激ムズの「漢字ル」など、派生ゲームも多数登場しています。Wordleと同じように黄色と緑色でヒントが表示され、配置されているサイコロの出目が列や行の合計値に合うよう動かしていく「Dicele」では、単語当てとはまた違った頭の体操になるパズルゲームを楽しむことができます。

Dicele | Daily Math Puzzle Games for Fun and Learning
https://dicele.com/

Diceleのページを開くと遊び方が表示されました。Diceleでは、右の列に5個、下の行に5個の数字が並んでおり、その間にサイコロがランダムに配置されています。列と行の数字はその列・行にあるサイコロの合計値であり、このサイコロの位置は「列または行が合っている」なら「黄色」、「場所が合っている」なら「緑色」に変化するため、そのヒントを組み合わせてサイコロを移動していくというゲームです。


ゲーム画面は以下のような感じ。サイコロが並んだ盤面の下には「21 moves remaining」とあり、21回サイコロを動かすことができます。21回以内にクリアできなければゲームオーバー。


ゲームを開始すると、手のアイコンが動いて「左上の『5』を『6』の位置に動かして」と案内してくれたので、「5」をドラッグ&ドロップして移動させます。


すると、動かした「5」と「6」がそれぞれ緑色に変わり、下の数字が「20 moves remaining」に変わりました。緑色は正解を示しているため、これをヒントに推測を続け、すべてのサイコロを緑色にできたらクリアというわけ。


以下の赤枠で示しているように、一番上の行はサイコロ5個で合計値26とする必要があります。「5」と「6」は確定しているため、残り3つのサイコロの出目で15にすればOK。しかし、そのための組み合わせは多いため推測が難しそう。


合計値が小さいほど推測しやすいため、上から4番目の行から考えていきます。ここは3つの出目で合計4のため、組み合わせは「2、1、1」のみ。黄色の「2」は「この行に2が使われている」というヒントであり、一方で「この位置は2ではない」ということを示しているため、この行にある2つの「2」の位置に「1」、残りの現在「4」がある位置に「2」が入るということがわかるはず。


そこで、「1」をドラッグ&ドロップしてこの行に移動させます。


推測通り、「1」が緑色に変化しました。


同じように2つ目の「2」を「1」と交換。


残った白い「4」を「2」のサイコロと交換すると、合計値が4になり、この行のサイコロが3つとも緑色になりました。この行を完成させる時、移動させた「4」が偶然一致し、もうひとつ確定することができました。


そのため、一番上の行は、合計値26のうち15は確定して、2つで11を目指すことになりました。2つで11になるのは「5、6」のみなので、それを埋めればこの行もクリア。


次に、以下の赤枠で示している列は、合計値11のうち「4」が確定しているため残りは7。2個の出目で7となる組み合わせは「1、6」「2、5」「3、4」のいずれかですが、列の一番下に白い「1」があるため「『1』はこの列には存在しない」ということがわかります。このように少しずつ確定するサイコロを増やしていって、推測の精度を上げていくのがクリアのコツです。


クリアしたら「AMAZING」と表示され、星の評価を受け取ることができます。21手かかったらクリアしても星0ですが、16手以内にクリアすると星5個という感じ。挑戦しているクイズやクリア状況を共有する「SHARE」というボタンがありますが、記事作成時点ではクリックしても反応しませんでした。Diceleは毎日新しいクイズが更新されるため毎日遊ぶことができるほか、「Archive」をクリックすると過去のクイズに挑戦することもできます。


記事作成時点では544個のパズルがあり、その中から自由に選んでプレイ可能。全体のクリア状況や、16手以内にクリアできる「星5」の獲得状況なども表示されるため、コンプリートを目指して挑戦してみるのもオススメ。


21手を使い切ってしまったらゲームオーバー。もう一度挑戦したり、過去のクイズをプレイしたりできます。単語当てクイズの場合は、「どの文字が合っている」というヒントを覚えていたり、ゲームオーバーで答えが示されたりするともう一度楽しむことは難しいですが、Diceleの場合はどこの数字がどうなっているというのはあまり覚えていられないため、ゲームオーバーの後や一度クリアした後でも、より少ない手順でクリアするための再挑戦が楽しみやすいのはいいところ。


その他、画面右上のグラフボタンからは、現在のプレイ状況を見ることができます。


現在のクイズをプレイした回数や獲得した星の種類などをチェック可能。


また、クエスチョンマークのボタンを押すと、ページを開いた時に表示されたゲームの遊び方を見返すことができます。


Diceleは単語当てクイズのように「5文字の単語を思い浮かべる」という思考の楽しさはありませんが、表示されているサイコロの出目と合計数を色のヒントで組み合わせながら解いていくため、「簡単に取り組めるけど考えてみると奥深い」という感じ。確定できる数字がなくても候補は盤面にある1~6の数字のみなのでランダムに動かしてもクリアに近づけるほか、「ここが黄色ということは候補がこれとこれになるはず」「そこが白なのでこの数字と推測できる」など、ヒントにうまく気付きながらプレイできると、Wordleを遊ぶ時とは別の脳の部位が熱くなっていると感じられるような頭の体操ができるはず。

DiceleはGoogle Playストアからインストールしてアプリで遊ぶこともできます。


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in ネットサービス, Posted by log1e_dh

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