ヌルヌル動く美麗グラフィックで超王道ファンタジーを描く手ごわいSRPG「ユニコーンオーバーロード」をNintendo Switchで遊んでみた
「オーディンスフィア」「ドラゴンズクラウン」「十三機兵防衛圏」などの名作を世に送り出してきたアトラスとヴァニラウェアが、20周年を記念して再びタッグを組んだ「ユニコーンオーバーロード」が2024年3月8日(金)にリリースされました。往年の名作シミュレーションRPGの重厚な雰囲気や戦術性を継承しつつ、独自のバトルシステムを盛り込んだことで、パッケージ版が品薄になるほどの話題を呼んでいる本作のNintendo Switch版がアトラスから提供されたので、実際にプレイしてみました。
ユニコーンオーバーロード - 公式サイト
https://unicorn-overlord.com/
以下のムービーを再生すると、ユニコーンオーバーロードがどんな感じのゲームなのかわかります。
「ユニコーンオーバーロード」プレイ動画1 - YouTube
ユニコーンオーバーロードのストーリーは、コルニア王国という国の女王が反乱に遭う場面から始まります。
女王が持っている一角獣、つまりユニコーンの指輪が騎士に託されます。
そして、これが主人公のアレインです。
女王自らがおとりとなって出撃している間に、王子のアレインが逃げ延びる……というところまでが前日譚。
それから10年がたち、亡国の王子となっていたアレインが戦いの訓練をしているさなかに、ついに敵軍が現れるところから本編が始まります。
というわけで、敵軍の迎撃のため最初のチュートリアルバトルが始まります。このゲームのステージには自軍が守るべき「本拠地」があり、自軍のユニットもそこから出撃します。
出撃しました。
続いて、出撃したユニットを指定して「移動」を選択します。
移動先に敵ユニットを選んで戦闘を指示。
ユニット同士がぶつかると戦闘が始まります。
戦闘はオートバトル形式。「行動速度の順番で行動する」「行動順が回ってきた時に発動するアクティブスキル」といったルールで戦闘が進んでいきます。また、アクティブスキルが発動すると、APが消費されます。ここでは、最初に行動したアレインが、最初に持っていたアクティブスキル(赤色の点)を消費して「リーンエッジ」というスキルを発動させました。
攻撃を受けるなどの特定の条件で発動する「パッシブスキル」もあります。
敵味方の全員がAPを消費すると1回のバトルが終了。より大きな被害を与えた方が勝利判定を得ます。逆に、負けると一定時間行動できない「ウェイト状態」になります。
ウェイト状態の敵には先制攻撃をしかけられるので、1回の戦闘で仕留められなくても大きく有利になります。
撃破しました。
敵がいなくなったので、敵に押さえられていた拠点にユニットを移動させます。すると、その拠点を制圧(駐留)して、戦闘のために必要なスタミナが4から6に回復しました。
この調子でステージを進めてボスに到達したのが、以下のムービーです。
「ユニコーンオーバーロード」プレイ動画2 - YouTube
自軍の「アレイン隊」が敵のボスユニットに接触しました。
ここで注目したいのが、戦闘結果の予測です。この場合、こちらが相手に18ダメージを与える一方で、受けるダメージは0なことを意味しています。
近くに味方部隊がいる場合、「Rボタン」と「Lボタン」で戦闘をするユニットをチェンジできます。しかし、チェンジしたところ与えるダメージは12で、1ダメージを受けてしまうという予測になりました。
というわけで、アレインにチェンジして戦闘開始。主人公とボスとの会話イベントが発生しました。
アレインは敵のホドリックと面識がありますが、ホドリックはこちらを知らない様子です。
やむなく戦闘を続けて、撃破しました。
ステージクリア。
ホドリックから事情を聞き出そうとした時、女王から受け継いでいた一角獣の指輪が光りました。
記憶を取り戻すホドリック。
女王の忠臣だったホドリックは、心を操られて帝国の手先に成り下がっていましたが、指輪の力で浄化することができました。
浄化の力を持つ指輪を託された意義を知ったアレインが、解放軍として蜂起する決意を固める……というのが、このゲームのストーリーです。
今回は、序盤をプレイしてユニコーンオーバーロードがどんなゲームなのかを確かめてみました。今後掲載する記事では、ただのオートバトルのように見えて奥深い戦闘など、本作の魅力をさらに掘り下げていきます。
ユニコーンオーバーロードはPlayStation 4およびPlayStation 5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch向けにリリースされており、価格は通常版が税込8778円、特典がついた豪華版が税込1万3178円です。また、各プラットフォームでは体験版も用意されており、今回レビューした内容を含む序盤約5時間をプレイすることが可能です。
・つづき
戦略がかみ合った時の爽快感がたまらない「ユニコーンオーバーロード」の戦闘を堪能してみた - GIGAZINE
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