YouTube MusicとYouTube Premiumの登録者数が1億人を突破

YouTubeが、無料音楽ストリーミングサービスのYouTube Musicと、有料版のYouTube Music Premium、YouTubeの有料サブスクリプションサービスであるYouTube Premiumの登録者数が2024年1月時点で1億人を突破したことを発表しました。YouTubeによると、2022年9月の時点では登録者が8000万人だったことから、およそ1年半で2000万人も登録者が増加したことになります。

100 million YouTube Music and Premium subscribers - YouTube Blog
https://blog.youtube/news-and-events/youtube-music-premium-100-million-subscribers/

Google says YouTube Premium and Music now have over 100 million subscribers | TechCrunch
https://techcrunch.com/2024/02/01/google-says-youtube-now-has-over-100-million-subscribers/

2015年にYouTubeは、広告非表示機能やバックグラウンド再生機能などを備えた有料サブスクリプションサービスの「YouTube Red」を開始しました。さらにYouTubeは2018年にYouTube Redから「YouTube Premium」に名称を変更し、同時に音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」を開始しました。

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記事作成時点までにYouTubeは、100を超える国と地域でYouTube MusicとYouTube Premiumのサービスを展開しています。YouTubeのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるアダム・スミス氏は「YouTube Premiumは、クリエイターやアーティストのコミュニティを繁栄させるとともに、サブスクリプションサービスによる収益が新たな収入源になっています」と報告しています。

さらにYouTubeの音楽部門のグローバル責任者であるライアー・コーエン氏は「YouTube MusicやYouTube Premiumの独自性こそが成功の原動力であり、これらのサービスはまだ成長の余地を残しています」と述べました。

実際にYouTube Premiumは2023年だけで、通常の動画よりもビットレートの高い「1080p Premium」というオプションを追加したり、複数人で一緒にYouTubeを視聴する機能を追加したり、対話型AI機能のテストを行ったりしています。

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さらに、YouTubeでは広告ブロッカーの取り締まりを強化する取り組みを進めており、広告非表示機能を備えたYouTube Premiumへの導入を促しています。

これらの取り組みが実を結んだ結果、2022年9月時点で8000万人だったYouTube MusicとYouTube Premiumの登録者数が、2024年1月に1億人を突破しました。Googleの最高事業責任者であるフィリップ・シンドラー氏は「YouTube MusicとYouTube Premiumの売上は好調で、YouTube Premiumの登録者数が増える度に、クリエイターやメディアパートナー、そしてYouTube自体の収益が増加します」と述べています。

Googleの2023年第4四半期決算報告では、YouTubeの有料サブスクリプションを含むGoogleのサブスクリプションサービスによる収益が年間150億ドル(2兆1900億円)を超えたことが報告されています。

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