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Googleが広告効果を最大化する「P-MAX」に生成AIツールを追加しクリエイティブ制作も可能に


Googleは2021年から、1つの広告キャンペーンですべての広告枠に対して広告を出稿することができ広告効果の最大化を期待できる「Performance Max(P-MAX)」を提供しています。新たに、このP-MAXに生成AIツールが加わり、これまでバナー広告などのクリエイティブ制作を外部に頼っていた広告主でも、自分で簡単にクリエイティブを制作することができるようになりました。

Get creative with generative AI in Performance Max
https://blog.google/products/ads-commerce/get-creative-with-generative-ai-in-performance-max/


Google brings generative AI to ads - The Verge
https://www.theverge.com/2023/11/7/23951220/google-performance-max-ai-generated-ads-campaign


P-MAXは検索、YouTube、ディスプレイ、Discover、Gmail、Googleマップを含むすべてのGoogleの広告枠に対して、適切な出稿をAIが調整してくれるというサービスで、2021年にスタートしました。

Googleの機械学習による新型広告システム「P-MAX(Performance Max)」とは? - GIGAZINE


2023年5月の「Google Marketing Live」でP-MAXに対して生成AI機能が搭載されることが発表され、いよいよアメリカでそのベータ版の運用が始まりました。

具体的には、数回クリックするだけで広告キャンペーン用の新しい文言と画像を生成することが可能になったとのこと。


キャンペーンの特定のクリエイティブを生成するにあたっては、広告を掲載した結果を良くするための掲載結果データも考慮されます。

Googleのグループプロダクトマネージャーであるパラヴィ・ナレシュ氏は「あらゆる規模のマーケティング担当者がパフォーマンスを向上させられるようサポートすること」と目標を述べました。

なお、生成されるクリエイティブはビジネスまたはクライアントによって固有のもので、同一の画像が生成されることはないため、「競合が以前同じ画像を使っていたことがある」という事態が発生することはなさそうです。

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in ウェブアプリ, Posted by logc_nt

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