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AppleがiOS 17でiPhoneのロック画面にカレンダーや天気などを表示し続けて「スマートディスプレイ化」させる機能を搭載か


Appleが次期モバイルOSであるiOS 17に「ロックされたiPhoneにカレンダーの予定や天気、通知などの情報を表示するスマートディスプレイのようなインターフェース」を導入する計画だと、海外メディアのBloombergが報じました。

Apple (AAPL) Plans to Turn Locked iPhones Into Smart Displays With iOS 17 - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-05-24/apple-aapl-plans-to-turn-locked-iphones-into-smart-displays-with-ios-17


iOS 17 Said to Feature Wallet, Find My, SharePlay, and AirPlay Upgrades - MacRumors
https://www.macrumors.com/2023/05/24/ios-17-wallet-find-my-shareplay-airplay-upgrades/

iOS 17 will reportedly turn your locked iPhone into a smart display | Engadget
https://www.engadget.com/ios-17-will-reportedly-turn-your-locked-iphone-into-a-smart-display-171937503.html

Appleは以前からiPhoneのロック画面のカスタマイズやロック後も画面を常時表示する機能に取り組んでおり、2022年9月にリリースされたiOS 16では、ロック画面のカスタマイズ性が向上したほか、ロックした後も画面に時計やウィジェットを表示させ続ける「常時表示ディスプレイ」が搭載されました。

画面をロックしたあとも時計やウィジェットが表示され続けるiPhoneの「常時表示ディスプレイ」はこんな感じ - GIGAZINE


そしてBloombergは現地時間の5月24日、「Appleはカレンダーの予定、天気、通知などの情報をスマートホームディスプレイのスタイルで表示するiPhone用の新しいインターフェースを、iOS 17ソフトウェアアップデートに含まれる新機能の一部として計画しています」と報告しました。

新しいインターフェースはiPhoneがロックされて水平に配置されている場合に表示され、プロジェクトに精通している人物によると、コンセプトは「机やナイトスタンドで横向きに置かれたiPhoneをより便利にすること」だそうです。Bloombergは、「この動きは、ソフトウェアのより広い範囲にライブ情報を埋め込むAppleの広範な推進力の一環であり、このアプローチにはApple Watchの新しいインターフェースも含まれます」と述べています。


新たなインターフェースは2019年にAndroidで登場した「アンビエントモード」に似ているとBloombergは指摘しており、AmazonやGoogleはタブレットやスマートホームデバイスで似たようなモードを提供していると述べています。匿名を条件にBloombergの取材に応じた人物によると、iPhoneの新しいインターフェースは文字の視認性を上げるために、暗い背景に明るいテキストを使用しているとのこと。

Appleは現地時間の2023年6月5日に開催予定の年次開発者会議「WWDC 2023」でiOS 17について発表し、2023年後半に消費者へリリースする予定です。BloombergはAppleにコメントを求めましたが、広報担当者はiOS 17の計画についてコメントすることを拒否したとのことです。


Bloombergは、AppleはiPhoneだけでなくiPadでも新しい水平インターフェースに取り組んでいるものの、変更がiPadに加えられるのはiPhoneよりも遅くなるだろうとの見通しを示しています。また、Appleは壁やスタンドに磁気で取り付けられる低コストのタブレットなど、デバイスをスマートホームディスプレイに変える他の方法についても模索しているとのこと。

実際にiPhoneの新たなインターフェースがどのような見た目になるのかは不透明ですが、数年前に「iPhoneのナイトスタンドモードはこのようになるのではないか」と予想した画像が作られており、これに類似した見た目になる可能性もあります。


また、GoogleのPixel Standを使用した時のような見た目になる可能性も指摘されています。


他にもiOS 17では、iPhoneのウォレットアプリの変更や位置情報サービスの強化、メモ機能やソーシャル要素を追加したジャーナリングアプリ、視力の弱い人々のサポートやメンタルヘルスケアに焦点を当てたヘルスアプリの変更、画面共有機能のアップグレードなども計画されています。

また、一部の国や地域では外部からのアプリインストールである「サイドローディング」を許可する可能性もあると報告されています。

AppleがiOS 17で外部からのアプリインストール「サイドローディング」を許可する可能性 - GIGAZINE

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by log1h_ik

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