ソフトウェア

メールソフト「Thunderbird」の新UIの一部が公開される


オープンソースで開発されているメールソフト「Thunderbird」は、2023年7月にUIの刷新を含むSupernovaアップデートの実施を予定しています。既にカレンダー機能に採用される新UIが公開されていたのですが、新たに「フォルダーペイン」の新UIが公開されました。

Thunderbird 115 Supernova Preview: The New Folder Pane
https://blog.thunderbird.net/2023/02/thunderbird-115-supernova-preview-the-new-folder-pane/

Thunderbirdの画面左側にはメールの受信箱や購読中のRSSフィードなどのフォルダがズラリと並ぶ「フォルダーペイン」が配置されています。Supernovaアップデートが適用されるThunderbird 115ではフォルダーペインの見た目がガラリと変わり、各フォルダがズラズラ表示されるのではなく、「受信箱」「送信済」「下描き」などに分類された状態で表示されるようになります。


フォルダーペインの上部には「新着確認」「新規メール作成」を一発で実行できるボタンを配置。さらに、左上のメニューボタンをクリックすれば「メール表示ペインのレイアウト切り替え」などの表示形式カスタムを行えます。


さらに、「ローカルフォルダの非表示」も簡単に実行可能になります。開発チームは「最近のユーザーは、『ローカルフォルダ』を使ったことがなく、それが何なのかすら知りません。そこで、ロカールフォルダの表示・非表示を切り替える簡単なオプションを提供しました」と述べています。


元の見た目に戻すオプションも用意されているため、「元のUIの方が使いやすい!」と感じる旧来のユーザーも一安心です。

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in ソフトウェア, Posted by log1o_hf

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