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Spotifyが全従業員の約6%にあたる約600人を解雇


広告収入の減少や経済の先行き不安を受けて、GoogleAmazonMetaMicrosoftなどの大手テクノロジー企業が大規模なレイオフを断行しています。そして新たに、音楽ストリーミングサービスを提供しているSpotifyが全従業員のおよそ6%にあたる約600人の人員を削減すると発表しました。

An Update on January 2023 Organizational Changes — Spotify
https://newsroom.spotify.com/2023-01-23/an-update-on-january-2023-organizational-changes/


Spotify Seen Cutting Staff as Soon as This Week as Tech Layoffs Mount - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-01-23/spotify-seen-cutting-staff-as-soon-as-this-week-to-cut-costs

Spotifyは、ダニエル・エクCEOが全従業員と共有した会社の組織変更に関するメモを公式ブログで公開。その中でエクCEOは、「会社の効率性を高め、コストをコントロールし、意思決定を迅速化するために、私は組織の再編成を行うことにしました」と宣言しています。


まず第1の改革として、エクCEOは最高幹部の人事を改め、エンジニアリングとプロダクトの大部分を最高製品責任者であるグスタフ・ゼーダーシュトレーム氏に、ビジネス分野を最高事業責任者であるアレックス・ノーストローム氏に任せると発表しました。

また、これまで広告ビジネス責任者と最高コンテンツ責任者を務めてきたドーン・オストロフ氏がSpotifyを離れることも明らかとなりました。エクCEOによれば、オストロフ氏の働きによってSpotifyは広告事業の収益を2倍以上の15億ユーロ(約2100億円)に伸ばすことができたそうで、オストロフ氏に感謝を述べています。


そして第2の改革として、コストをより適性化するために、従業員数を減らすという選択を行ったとのこと。そして、エクCEOはこの人員削減の影響を受ける社員すべてと1対1で対話を行うと宣言しています。対象となるのは約6%で、2022年第3四半期(7月~9月)の決算報告によると、Spotifyの従業員は約9800人であることから、およそ600人前後が人員削減の対象となると考えられます。

エクCEOは「私は収益を伸ばすために投資することに野心的すぎました。ご承知のとおり、ここ数ヶ月間で私たちはコストを抑制するために多大な努力を重ねてきました。しかし、それだけでは十分ではありませんでした。ですから、この道がSpotifyにとって正しい道であることは明らかなのですが、同僚たちが行ってきた多くの貢献を考えると、決して楽な選択ではありません」と述べています。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by log1i_yk

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