アート

子どもの描いた絵に現実を当てはめてみた奇妙すぎるアートが並ぶ「Things I Have Drawn」


子どもたちが自由に描いた絵がもし現実だったらどうなるのかを表現した作品を展示するサイトが「Things I have Drawn」です。デッサンや体の構造などを完全に無視した絵に人物や動物を無理やり当てはめることで、不気味ながらどこか愛きょうが感じられる不思議な作品に仕上がっています。

Things I Have Drawn is a site in which the things kids draw are real.
https://www.thingsihavedrawn.com/

例えば子供の描いた父親の絵に、現実の父親の顔を寄せていくとこんな感じ。口の角度や耳の位置、目の位置は絵を忠実に再現しています。


トランプ元大統領の顔を右下の宇宙人のような絵によせるとこんな感じ。人間離れした骨格になっているものの、少し愛嬌を感じられます。


もはや顔から独立したような鼻と中央にある口からのぞく鋭い歯、極端に寄った目、そして申し訳程度の髪の毛。


なかば記号化された鳥の絵に現実を当てはめるとこんな感じ。


鳩らしき生物ですが、異常に小さな羽2枚に、なぜか前へと突き出す足2本、そしてさらに地面をしっかりと踏みしめる人間のような足2本。くちばしがあるにもかかわらず、顔に浮かべてしまった笑みもちゃんと再現されています、。


口の中に牙があるガチョウのようなアヒル。目は黒く濁っていて、その瞳は右にいるアヒルを見つめています。


手作りクッキーそっくりの顔。目と耳と鼻は大きさがめちゃくちゃですが、位置はまだ現実に近いかも。ただしアイシングの跡もしっかりと再現してしまったため、もはや物を食べることもかなわないだろうというほどにねじ曲がった歯が口からのぞいています。


粘土細工を再現するとこんな感じ。もはやまばたきができないのではないかというレベルに開いた目と、巨大な2枚の前歯が印象的です。


他にもさまざまな作品が展示されているので、気になる人はぜひ見てみてください。

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in アート, Posted by log1i_yk

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