ハードウェア

Metaの次世代VRヘッドセットの正式名称は「Meta Quest Pro」か、iOS向けアプリのコードから発覚


Metaが提供する仮想現実(VR)/拡張現実(AR)用の次世代ヘッドセットは「Project Cambria」というコードネームで呼ばれていますが、iOSアプリの解析によって「Meta Quest Pro」という正式名称になる可能性が高いとBloombergが報じています。

Meta Plans to Call New Virtual Reality AR, VR Headset Quest Pro - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-07-06/meta-plans-to-call-new-virtual-reality-headset-the-quest-pro

Metaは2021年からProject Cambriaというコードネームで新デバイスを開発していることを公表しています。

Facebookが「完全に新しい」次世代ハイエンドVR「Project Cambria」をチラ見せ - GIGAZINE


さらに2022年5月には、マーク・ザッカーバーグCEO自らProject Cambriaのデモを体験するムービーを公開しました。

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このProject Cambriaは2022年後半に正式名称と価格が発表されるといわれています。なお、Bloombergは「次世代VRヘッドセットの価格は1000ドル(約13万円)以上になる」と予想しています。

開発者のSteve Moser氏によれば、iOS向けのQuestアプリのコード内に、デバイスとコントローラーのペアリングについて「Pair Meta Quest Pro right controller」と書かれていたとのこと。BloombergはMoser氏の報告についてMetaにコメントを要請しましたが、Metaの広報担当者は回答に応じなかったそうです。

ゲーム販売プラットフォーム・Steamの2022年6月時点でのハードウェア&ソフトウェア調査によると、VRヘッドセットのシェアはMeta Quest 2(旧Oculus Quest 2)が49.9%を占めており、PC接続型のOculus Rift Sもまとめると、MetaはVRヘッドセットシェアの約6割を掌握している状態です。Bloombergは、AppleがVR/ARヘッドセットを2022年内にリリースするという情報を踏まえた上で、VRヘッドセット市場の競争が激化するだろうと予想しました。

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in ハードウェア, Posted by log1i_yk

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