レビュー

物語を楽しみながらオリジナルの宇宙船やトラックを組み立てられる「レゴ シティ ミッション」はクリエイティビティを刺激する新感覚のレゴブロックでした


レゴ社から専用アプリで物語を楽しみながら遊べる「レゴ®シティ ミッション」シリーズが登場しました。「レゴ シティ ミッション」シリーズには組み立て説明書が付属しておらず、専用アプリの指示に従って組み立てたり自分だけの組み立て方を実践したりと、これまでのレゴとはひと味違った遊び方を体験できるとのこと。実際に「レゴ シティ ミッション」シリーズの「火星探検 ミッション」「水上ポリス ミッション」「野生動物レスキュー ミッション」の遊び方や専用アプリの使い方を確かめてみました。

火星探検 ミッション 60354 - レゴ®シティ セット - LEGO.comキッズ
https://www.lego.com/ja-jp/kids/sets/city/518513d1d6e9069eac09c0f71a37cbf1

◆目次
・1:「火星探検 ミッション」の内容物をチェック
・2:専用アプリ「レゴ 組み立て説明書」のインストール手順&使い方
・3:「火星探検 ミッション」で遊んでみた
・4:まとめ

◆1:「火星探検 ミッション」の内容物をチェック
「火星探検 ミッション」のパッケージはこんな感じ。対象年齢は6歳以上です。


箱を開けると、中にはレゴブロック入りの小袋が入っていました。


箱の中身はこんな感じ。レゴブロックが入った小袋には1~5の番号が記されています。他に、専用アプリで読み込むためのQRコードが記された紙も入っていました。


◆2:専用アプリ「レゴ 組み立て説明書」のインストール手順&使い方
「火星探検 ミッション」には組み立て説明書が付属しておらず、遊び方は専用アプリ「レゴ 組み立て説明書」で確認する必要があります。「レゴ 組み立て説明書」にはiOS版Android版が存在しますが、今回はiOS版を使ってみます。

まずはApp Storeで「レゴ 組み立て説明書」を検索して「入手」をタップして……


「インストール」をタップします。


インストールが完了したら「開く」をタップして「レゴ 組み立て説明書」を起動します。


初回起動時には生まれた年を尋ねられるので、画面上部のスライダーを動かして年を選択し、画面下部の「確認」をタップします。


次に、機能向上用のデータ共有に同意します。必須データとデジタル体験データを共有する「すべて同意」と必須データのみを共有する「必須項目に同意」のいずれかを選択すればOK。今回は「必須項目に同意」を選択しました。


これで「レゴ 組み立て説明書」のインストール&初期設定は完了です。「レゴ 組み立て説明書」で「火星探検 ミッション」の遊び方を表示するには、まず赤枠で囲まれたQRコード風のボタンをタップします。


カメラの使用許可を求められたら「OK」をタップ。


QRコードスキャンの簡単な解説が表示されるので「了解」をタップします。


後はカメラで「火星探検 ミッション」に付属していた用紙のQRコードをスキャンすればOK。


「うまくいったよ!」と表示されたら、画面下部の「Start mission」をタップします。


読み込みが始まるので、数秒間待機すると……


「火星探検 ミッション」のミッション一覧が表示されます。この画面で遊びたいミッションを選択すれば、ミッションに応じたムービーや組み立て方が表示されます。


◆3:「火星探検 ミッション」で遊んでみた
「ミッション1」を選択するとムービーが再生され、火星探索に行くための宇宙服を作るように求められます。ムービーを再生し終わったら画面右下のボタンをタップします。


すると、「1」と記された小袋を用意するように指示されたので……


「火星探検 ミッション」の箱から指示通りの袋を取り出しました。


次に、宇宙服の組み立て手順が表示されます。まずは手順ごとに使う部品が画面に表示されるので、部品の山から指示通りの部品を探し出し……


次に画面の指示に従って部品同士を組み合わせます。宇宙服のヘルメット部分が完成。


次に、宇宙服のヘルメット以外の部分も作るように指示されます。


しかし、今度はヘルメットの時とは異なり、使う部品や組み立て手順は表示されず、袋に入った部品を組み合わせて自分好みのコーディネートを作るように求められます。「自由に作れと言われても、アイデアが浮かばない!」という時は画面上の電球ボタンを押すと……


どんな部品でどんな遊び方ができるかのヒントが表示されます。


ヒントを頼りに、2人分のコーディネートを完成させました。写真右下に写っているのは使わずに余った部品です。余った部品は箱に入れておけばOK。


2人分のコーディネートを完成させたところでミッション1はクリアとなりました。


ミッション1をクリアするとミッション2に挑戦できるようになります。


ミッション2では宇宙船を作るように指示されました。宇宙船は大きくて複雑な構造をしていますが、ミッション1でヘルメットを作った時と同様に使う部品と組み立て方が順番に表示されるので迷わずに組み立てられます。


組み立て中に構造がよく分からなくなったら、画面上の3Dモデルをグリグリ動かして360度自由な角度から構造を確認できます。2次元的な情報しか得られない紙の説明書と比べて非常に理解しやすく感じました。


組み立て説明の通りに作成してミッション2も無事クリア。


続くミッションでは宇宙船のブースターを自分好みにカスタマイズしたり……


宇宙船に翼を追加したりと、ストーリーの進行に沿って宇宙船に多様なカスタマイズを施せます。ブースターの追加や翼の追加は「たくさんある部品から好みの部品を選択してね」という形式なので、アイデア次第でまったく異なる宇宙船に仕上がります。


◆4:まとめ
実際に「火星探検 ミッション」で遊んでみたところ、フルボイス付きのムービーでストーリーを楽しみながらレゴブロックの組み立てを楽しめました。決められた手順が存在せずに自由に組み立てOKなシチュエーションが非常に多く用意されているので「自分で作った」と実感しやすいのもグッドポイントです。

また、「レゴ 組み立て説明書」はiPadにも対応しているので、大画面でストーリーを楽しんだり、組み立て方を確認したりできます。手順説明は3Dモデルをグリグリ動かしながら詳しく確認できるので、紙の説明書では挫折してしまいそうな子どもにオススメできます。


なお、「レゴ シティ ミッション」シリーズにはトラックを組み立てて野生動物を探索する「野生動物レスキュー ミッション」や、船を組み立てて水上ポリスとして事件を捜査する「水上ポリス ミッション」も存在。どちらも「火星探検 ミッション」と同様に自分で考え手組み立てる要素が大量に用意されています。


記事作成時点では、Amazon.co.jpで「火星探検 ミッション」と「水上ポリス ミッション」がが税込3679円で販売されています。「野生動物レスキュー ミッション」は販売ページが存在しているものの、記事作成時点では在庫切れとなっていました。

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in レビュー, Posted by log1o_hf

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