マリオをレゴブロック上で動かして遊ぶ「レゴスーパーマリオ」を実際に遊んでみた
任天堂がLEGOとパートナーシップを結んだことで誕生した、レゴブロックで組み立てたコースをレゴ製マリオ「レゴマリオ」で遊ぶことができる「レゴスーパーマリオ」が2020年8月1日に登場します。そんなレゴスーパーマリオの基本セットとなる「レゴマリオとぼうけんのはじまり ~ スターターセット」を一足早く体験することができたので、さっそく心ゆくまで遊んでみました。
レゴ®スーパーマリオ™ |LEGO.com - LEGO.com JP
https://www.lego.com/ja-jp/campaigns/supermario
「レゴスーパーマリオ」で遊ぶために必要となる基本セットが「レゴマリオとぼうけんのはじまり ~ スターターセット」です。レゴ製マリオの「レゴマリオ」がついてくるのはこのセットだけなので、とにかく最初にコレを入手する必要アリ。スターターセットにはレゴマリオのほかにも複数のレゴブロックが付属しているため、スターターセットだけで十分にレゴスーパーマリオが楽しめるようになっています。
レゴスーパーマリオで遊ぶには、iOS/Android向けの専用アプリをインストールする必要があります。専用アプリをインストールしたら画面をタップしてスタート。
画面上に以下のようなレゴブロック製のワールドが表示されるので、画面をタップ。
すると、スターターセットに含まれるあらゆるブロックの組み立て方などが表示されます。レゴブロックアイコンの付いているサムネイルをタップすると、各ブロックの組み立て方をチェック可能。
各ブロックの組み立て方は3DCGモデルで示されています。キャラクターブロックの組み立てには小さなブロックを使うこともありますが、組み立てが困難という印象は一切なく、対象年齢6歳以上というのも納得。
他にも用意されている複数のムービーをチェックしていくと各ブロックの遊び方が動画で確認できるようになっています。
というわけで、専用アプリに習ってスターターセットの目玉となるレゴマリオを組み立ててみました。レゴマリオは目・口・胸部分にディスプレイを搭載しており、電源を付けていない状態だと以下のように完全無表情なちょっぴり不気味なマリオになります。
手に持つとこれくらいのサイズ。
背面にはBluetoothボタンと電源ボタン。Bluetoothボタンを押すと専用アプリをインストールしたスマートフォンと接続することができます。
左右の腕は360度旋回可能です。
底面にはカメラセンサー。
なお、レゴマリオは青色のつなぎ部分を引っ張ると以下のように分解可能。
すると背面のねじが露出するので、これを外せば電池ケース部分にアクセスできます。なお、レゴマリオは単4電池2本で動きます。
単4電池2本を入れた状態で背面の電源ボタンをポチリ。
するとディスプレイ上に目や口が表示され、マリオに命の灯がともります。
目・口・胸部分のディスプレイで、マリオは瞬きしたり目線をそらしたりと、さまざまな表情を見せてくれます。
さらに、レゴマリオを各色のブロック上に載せると、それぞれ異なる反応を見せてくれます。例えば緑色のブロックの上ならこんな感じで、胸ディスプレイ部分に芝生が表示され……
青色ブロックの上に載せると、胸ディスプレイに水……
赤色ブロックの上に載せると、目がバッテンになり胸ディスプレイ部分でメラメラと炎が燃え上がります。
また、雲ブロックなどの特定のブロックには専用コードが貼り付けられており……
レゴマリオをこのコードの上に載せると、さらに異なるアクションを見せてくれます。
専用コードが貼り付けられたブロックには、コースのスタート地点として使用する土管ブロック
コースのゴール地点に配置するゴールブロック
スーパーマリオシリーズではおなじみのハテナブロック
レゴマリオを載せてクルクル回転することができる回転台ブロック
クッパ Jr.やクリボーといったおなじみの敵キャラクターなどがあります。
実際に緑色・青色・赤色の各ブロックにレゴマリオを載せたり、クリボーの上にレゴマリオを載せたりするとどんな感じになるのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。レゴマリオには加速度センサーやジャイロセンサーも搭載されているため、レゴマリオを人形遊びのように動かすことで、マリオが現実世界を歩いているかのようなピョコピョコ音やコインをゲットした際の音なども鳴ります。
「レゴマリオ」はブロックの色や種類を識別して異なるアクションを見せてくれる - YouTube
というわけで、スターターセットに付属するブロックを使って、コースを組み立ててみました。このブロックを自由に組み合わせて自分だけのコースを作り上げることこそが、レゴスーパーマリオの最大の醍醐味といった感じ。コースを組み上げながら、「ここは地面がマグマだから、クリボーを足場にしないと渡れないようにして……」といった具合に、実際のプレイを想像しながらコース作りに励むと、まるでスーパーマリオメーカーに現実世界で挑戦しているかのようです。
というわけで、さっそくレゴマリオをスタート地点に置いて遊んでみます。遊び方に決まりはないので、小さい頃にやったお人形遊びの要領で遊べばOK。実際に作ったコースをプレイしてみると以下のムービーのようになります。
「レゴスーパーマリオ」のスターターセットで遊んでみた - YouTube
レゴマリオがスーパーマリオシリーズではおなじみのBGMを流したり、「ヒアウィゴー!」と叫んだり、コインを集める際のチリンチリン音を鳴らしたりするので、まさに現実世界にスーパーマリオの世界を再現したかのような楽しさがあります。
レゴスーパーマリオは脳内でスーパーマリオの世界を想像しながら現実世界のレゴブロックを組み立て、コースを作り上げていくことで「想像力」と「創造力」の両方を同時に鍛えることができそうなおもちゃに仕上がっています。組み立てたコースをひとりで遊ぶのは少しさみしいものがありますが、そのままディスプレイとして飾ってもOKなくらい見栄えが良いので、スーパーマリオ好きなら手が出したくなるアイテムかも知れません。
なお、レゴスーパーマリオの基本セットとなる「レゴマリオとぼうけんのはじまり ~ スターターセット」はAmazon.co.jpでは税込7035円で予約受付中、その他の拡張セットなどよりも先行して2020年7月10日に発売となります。加えて、専用アプリも発売に合わせて配信される予定です。
Amazon.co.jp: レゴ(LEGO) スーパーマリオ レゴ(R)マリオ と ぼうけんのはじまり 〜 スターターセット 71360: おもちゃ
・関連記事
「レゴスーパーマリオ」2020年8月1日発売決定&予約受付開始、拡張コース2種の存在も判明 - GIGAZINE
マリオを現実世界のレゴ製ステージで動かして遊ぶ「レゴスーパーマリオ」 - GIGAZINE
任天堂とLEGOがパートナーシップを締結、レゴブロックマリオが誕生か - GIGAZINE
レゴブロックがほぼ絶対零度の環境で優れた断熱材として機能すると判明、実験装置や量子コンピューターへの応用も - GIGAZINE
LEGOが世界最大のファンコミュニティ&マーケットプレイスだったBrickLinkを買収 - GIGAZINE
レゴで作ったブロックの世界がAR空間で動き出す「Hidden Side」をLEGOが発表 - GIGAZINE
・関連コンテンツ