レゴで作ったブロックの世界がAR空間で動き出す「Hidden Side」をLEGOが発表
小さなブロックを組み立てて創作するLEGO(レゴ)ブロックは、目的の立体物が完成すると後は想像力を駆使して楽しむしかありませんでした。スマートフォンをかざすだけで拡張現実(AR)の世界を生み出して、「作ること」に主眼が置かれがちなレゴを、作ってからも本格的に楽しめるようにした「Hidden Side」が発表されています。
LEGO GROUP Introduces LEGO® Hidden Side™, Combining Building with Augmented Reality to Create a New Way to Play - News Room - About Us LEGO.com
https://www.lego.com/en-us/aboutus/news-room/2019/february/lego-hidden-side/
Lego’s newest playsets are haunted by AR (update)
https://www.engadget.com/2019/02/14/lego-hidden-side-ar-toy-fair/
ARアプリを使ってレゴに命を吹き込む「Hidden Side」のコンセプトは以下のムービーで確認できます。
LEGO Hidden Side 2019 - FINALLY, a new action theme! - YouTube
レゴ・ブロックで組み立てたバスにスマートフォンのカメラを向ける少女。
スマートフォンの中のバスは走っています。
「Hidden Side」アプリでは、組み立てたブロックを舞台に、AR空間でさまざまなストーリーが展開します。
ARアプリには「謎解き」要素もあるとのこと。
組み立てたブロックを変更・改良することでストーリー展開が変わるため、多様な楽しみ方が可能。コンテンツはアプリ上で更新されるため、遊び飽きることがないかもしれません。
このブロックでは「ゴースト」が登場します。
現れるゴーストを多く捕まえるというゲームがARアプリに用意されています。
これまでレゴの楽しみ方と言えばブロックを使った「創作」活動がメインで、作った後の楽しみはもっぱら立体物の世界を想像するだけでした。「Hidden Side」では、ブロックで作り上げた世界が拡張現実として変化し、その世界をスマートフォンを通して楽しむことができます。
Hidden Sideに対応するブロックセットは全部で8種類あり20ドルから130ドル(約2200円から1万4000円)となる見込みだとのこと。2019年8月に発売される予定です。
LEGOは2019年2月13日からアメリカ・ニューヨークで開催されているAmerican International Toy FairにHidden Sideを出展中。会場で展示されたブロックの様子やHidden Sideアプリの使い勝手は、以下のムービーで確認できます。
LEGO Hidden Side Sets + App Demo | New York Toy Fair 2019 - YouTube
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