Twitterがメンションを解除できる「会話から抜ける」機能をテスト中
Twitterではツイート内で特定のユーザーについて言及する際などに、「@アカウント名」を入れることをメンションと呼びます。一度メンションされると、それ以降の会話に関する通知がひっきりなしに飛んでくることとなるため、「自分をメンションしないで!」と訴えたことがあるユーザーもいるはず。そんなメンション機能をより自由に活用できるようにするため、Twitterはメンションを解除する「会話から抜ける」機能についてテストしていると発表しました。
Twitter says it’s experimenting with ‘unmentioning’ - The Verge
https://www.theverge.com/2022/4/7/23015291/twitter-unmentioning-features-conversations
Twitterは特定の会話から自分へのメンションを解除できる「会話から抜ける」機能をテストしていると発表しました。記事作成時点ではこの機能はウェブ版Twitterの一部のユーザーに限定的に提供されています。
Twitter公式のアカウントのひとつであるTwitter Safetyは、「我々はアンメンション機能をテストしています。これはユーザーを守りながら会話から抜けるための新しい方法です。現在、ウェブ版の一部のユーザー向けに提供しています」とツイートしています。
How do you say “Don’t @ me,” without saying “Don’t @ me”?
— Twitter Safety (@TwitterSafety) April 7, 2022
We’re experimenting with Unmentioning—a way to help you protect your peace and remove yourself from conversations—available on Web for some of you now. pic.twitter.com/rlo6lqp34H
「会話から抜ける」機能を使うには、ツイート右上にある三点リーダーアイコンをクリック。
そして「Leave this conversation(会話から抜ける)」を選択。
「会話から抜ける」では自身のメンションを解除することで、この後に続く会話の中でもメンションが機能しなくなります。さらに、メンションが解除されるため、今後の通知も来なくなる模様。もう一度「Leave this conversation」をクリック。
するとメンションされていた@アカウントが……
ただのテキストになります。これでメンションが機能しなくなるというわけ。
海外メディアのThe Vergeは「『敵対的』『面白くない』『参加したくない』ツイートの会話から抜けるという選択は、特にプラットフォーム上での嫌がらせを経験している人にとって歓迎すべき選択肢です」と述べています。
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