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Appleはロゴにリンゴを使う企業や団体に異議を申し立てまくっている、ナシ型ロゴも対象


Apple製品に記されるリンゴ型のロゴは、一目でAppleのものだと分かる知名度を誇っています。このロゴは「リンゴ」という日常にありふれた物をモチーフにしているため、他の企業が似たデザインのロゴを採用することは自然なことに思えます。しかし、Appleは「リンゴをモチーフにしたロゴ」を用いる企業を次々と訴えていることが報告されています。

Apple’s Trademark ‘Bullying’ Targets Small Businesses, Nonprofits | Tech Transparency Project
https://www.techtransparencyproject.org/articles/apples-trademark-bullying-targets-small-businesses-nonprofits

Appleはリンゴをモチーフとしたロゴを採用しており、iPhoneやiPad、MacBookなどAppleの製品のほとんどにリンゴ型のロゴがプリントされています。テクノロジー関連分析団体のTech Transparency Projectによると、Appleはリンゴやフルーツ型のロゴを用いている企業に対して3年間で215件もの異議申し立てを行っているとのこと。Amazon、Google、Microsoft、Meta(Facebook時代を含む)による異議申し立て件数の合計は3年間で136件であることから、Appleが非常に多くの異議申し立てを行っていることが分かります。


215件の異議申し立てのうち、118件は医療サービスや教育団体などAppleの競合とは思えない企業・団体を対象に行われていました。例えば、メリーランド州に本拠地を置く教育系非営利団体「3.14 Academy」はリンゴの中に「π」を含めたロゴを商標として出願しましたが、Appleの弁護士から「消費者の心理に混乱や間違いを引き起こす可能性が高い」として異議を申し立てられました。3.14 Academyは法定費用が1万ドル(約120万円)を超えてしまうことを理由に、争わずにロゴの採用を諦めています。


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in メモ,   無料メンバー, Posted by log1o_hf

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