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Firefoxが突然ページを表示できなくなった原因は結局何だったのか?


ウェブブラウザのFirefoxが2022年1月13日17時頃からインターネットに接続できなくなる不具合が相次いで報告された件について、原因がFirefoxのHTTP/3対応にあったことが判明しました。Mozillaはすでに問題は解決したと述べています。

1749908 - Infinite loop in HTTP3 hangs socket thread
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1749908

Firefoxでインターネットに接続できなくなる不具合は日本だけではなく世界中で報告されていました。なお、1月13日の21時にはTwitterのFirefoxサポート窓口アカウントで、復旧がアナウンスされています。

Firefoxでネットに接続できなくなる不具合が発生 - GIGAZINE


不具合の原因についてはMozillaのバグ管理フォーラムであるBugzillaで議論されており、Mozillaのスタッフは「クラウドプロバイダーか、MozillaサーバーのHTTP/3ロードバランサーのどちらかに問題があるのではないか?」と推測しています。

実はこれまでにもFirefoxのHTTP/3対応にはバグがあるとBugzillaで指摘されており、2021年3月24日時点で「開発版であるFirefox Nightlyで、Cloudflare経由でホストされているHTTPSサイトの読込みに問題がある」と報告されていました。さらに、about:configからHTTP/3対応を無効にすることで問題が解消されることも報告されていました。

また2021年10月5日には、「FirefoxでHTTP/3対応サイトにアクセスしてから別のサイトを閲覧し、CloudflareのWarpのようなフルトンネルVPNを有効にしてから、もう一度HTTP/3対応サイトにアクセスすると、ウェブサイトへのGETリクエストの送信で最低でも5分間ループしてしまう」という現象が報告されています。

そして、Mozillaは2022年1月14日未明に、「クラウドプロバイダーの設定変更がトリガーとなってFirefoxのHTTP/3対応のバグが発生し、Firefoxが反応しなくなる事態が発生しました。この設定変更を無効にしたところ、問題が修正されたことを確認しました」と発表しました。


また、Firefoxが依然として反応しない場合はブラウザをリスタートするように促しています。

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in ソフトウェア, Posted by log1i_yk

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