レビュー

健康管理に最適な機能を多数備えたスマートウォッチ「Galaxy Watch4」で体組成計などの機能を使用してみた


体脂肪率・筋肉量測定・ストレス測定など、健康管理やフィットネスに役立つ機能が多数搭載されたスマートウォッチ「Galaxy Watch4」が、2021年9月22日に登場しました。フォトレビューセットアップに続き、いよいよ実際に機能を使ってその神髄を確かめてみました。

Galaxy Watch4|スマートウォッチ|Galaxy公式(日本)
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-watch4-feature/

まずはトレーニング中アシストの機能を使ってみます。Galaxy Watch4のディスプレイを右から左にスワイプし……


トレーニングタイルを呼び出します。


ここからはGalaxy Watch4で撮影したスクリーンショットで確認します。そして、「ウォーキング」をタップ。


位置情報へのアクセスを求められるので、「アプリの使用時のみ」をタップ。


すると、3秒のカウントダウンが始まり……


時間、歩数、心拍数などの計測が開始されます。


ウォーキング中は、設定に応じて1kmまたは30分歩くごとに、振動で通知してくれます。また、信号などで歩行を停止した際は自動的に計測が一時停止します。


計測中にディスプレイを左から右にスワイプするとこのような画面を呼び出せるので、ここから一時停止や計測終了などの操作を行えます。


計測終了時は、ウォーキングに費やした時間と距離、歩数、消費カロリーが表示されるほか……


平均スピードや……


平均心拍数などを確認できます。


また、Googleマップも表示され、実際に歩いたルートを確認することもできます。


これらの情報の詳細はスマートフォンアプリの「S Health」で確認できます。


Galaxy Watch4の情報はS Healthと自動で同期されるので、毎日のトレーニング情報や、トレーニングに限らない歩数や消費カロリーなどの情報が日々積み重なっていきます。


次に、体組成測定を行ってみます。まずは体組成パネルを呼び出し、「測定」をタップします。


そして、性別をタップします。


身長を入力し……


体重を入力します。


そして、「測定方法」をタップして測定方法を確認します。


まず、Galaxy Watch4を手首の上側にずらし……


Galaxy Watch4を装着していない方の手の、中指と薬指を2つのキーに置きます。


その際、時計のみに触れて両手がお互いに触れないようにします。


実際の様子はこんな感じ。


そして、「開始」をタップすると、生体電気インピーダンス(BIA)法による体組成の測定が開始されます。


15秒ほどで、骨格筋・体脂肪量・体脂肪率・BMI・体内の水分量・BMR(基礎代謝量)が測定されました。


このほかにも、呼吸数に基づいたストレス測定を行えたり……


スマートフォンで再生中の音楽を管理できたりといった機能が用意されています。


また、Wear OS用のアプリも利用可能。デフォルトでは以下のようなアプリがインストールされています。


アプリの1つ、Googleマップを開くとこんな感じに表示されます。下部の検索マークをタップすると……


音声入力や文字入力により目的地の設定が可能。ナビマークをタップし……


移動手段を選択します。


すると、Galaxy Watch4と連携したスマートフォン両方でGoogleマップによるナビゲーションが開始されます。交差点手前では振動と画面表示で知らせてくれるなど、スマートフォンの画面をいちいち確認しなくてもOKでした。ただし、Galaxy Watch4がスマートフォンと離れてしまうとナビゲーション機能は終了する点には注意が必要です。


専用アプリ「Galaxy Wearableアプリ」を使うと、20種類以上の背景とさまざまな表示情報を組み合わせてGalaxy Watch4の文字盤を変更したり……


タイルを並び替えたりなど、Galaxy Watch4のカスタマイズが可能です。


Galaxy Watch4のシリコンベルトは肌馴染みがよく、また約50gと軽量であることから長時間付けて歩いていてもあまり存在が気になりません。日中に日の当たる道を歩いていると本体が少し熱を持ってきましたが、体温より少し高い程度。トレーニング中も着用者の邪魔をせず、しっかり健康管理をアシストしてくれそう。

画面の小ささからか、Googleマップで広域地図を確認するときや、文字入力を行うときには少し手間取ったものの、基本的にレスポンスは早く、操作中に引っかかることはありませんでした。時計として必要十分な機能に多様な健康管理機能が加わったスマートウォッチに仕上がっていました。


なお、Galaxy Watch4の主なスペックは以下の通り。

CPUクロック周波数1.18GHz、コア数2
ディスプレイ解像度解像度450×450、Super AMOLED(有機EL)、色数16M
メモリROM16GB、RAM1.5GB
位置情報GPS・Glonass・Beidou・Galileo
Wi-Fi802.11 a/b/g/n 2.4+5GHz
BluetoothBluetooth v5.0、A2DP・AVRCP・HFP・HSP
NFC対応
OSWear OS Powered by Samsung
センサー加速度・気圧・ジャイロ・磁気・光学式心拍・環境光・生体電気インピーダンス分析
バッテリー容量361mAh・実使用時間最大40時間
オーディオ再生フォーマットMP3・M4A・3GA・AAC・OGG・OGA・WAV・AMR・AWB
耐水性能ISO規格22810:2010(50mの耐水性能)


Galaxy Watch4はAmazon.co.jpで購入可能で、ピンクゴールドシルバーブラックの価格が税込3万3500円。本体サイズが高さ44.4mm、幅43.3mm、厚さ9.8mmと一回り大きいモデルは、グリーンシルバーブラックの三色展開で、いずれも税込3万6000円です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1p_kr

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