ソニーがリメイク版「デモンズソウル」や「ワンダと巨像」の開発を担当したBluepoint Gamesを買収

PlayStationブランドの開発・販売を担当するソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、ゲームスタジオのBluepoint Gamesを買収しました。

Welcoming Bluepoint Games to the PlayStation Studios family – PlayStation.Blog
https://blog.playstation.com/2021/09/30/welcoming-bluepoint-games-to-the-playstation-studios-family/

Sony buys Bluepoint Games, studio behind Demon’s Souls remake - Polygon
https://www.polygon.com/22702363/sony-buys-bluepoint-games-sie-playstation-studios

2021年10月1日、PlayStation公式TwitterアカウントがSIE傘下のゲームスタジオの総称である「PlayStation Studios」に、Bluepoint Gamesが加わると発表しました。なお、Bluepoint GamesはPlayStation向けのオリジナルゲームの開発に着手していることも発表されています。

買収に際し、Bluepoint Gamesで社長を務めるマルコ・スラッシュ氏は海外ゲームメディアのIGNに対して、「Bluepoint Gamesが開発しているオリジナルゲームについて話すことはできませんが、それは我々にとって進化の次のステップです」と語っています。

Bluepoint Gamesは2006年にアメリカ・テキサス州オースティンで設立されたゲーム開発企業で、2009年にはPlayStation 3向けの「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」、2015年にはPlayStation 4向けの「Uncharted The Nathan Drake Collection」、2018年にはPlayStation 4向けのリメイク版「ワンダと巨像」、2020年にはPlayStation 5向けのリメイク版「デモンズソウル」の開発を担当しています。リマスター版やリメイク版の開発を多く手掛けてきたゲームスタジオで、PlayStationブランド以外のタイトルにも携わってきました。

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買収に際し、スラッシュ氏は「PlayStation Studiosに正式に加入できたことを嬉しく思います。2006年にテキサス州オースティンでスタジオを設立してから、Bluepoint Gamesには今では70人近くの才能あふれるクリエイターが在籍しています。弊社は過去15年間で確かに成長していますが、我々の文化的信念は変わりません。その文化的信念とは、常に限界を押し広げ、楽しみながら可能な限り最高品質のゲームを作成することです。これが我々の成功の秘訣であり、PlayStation Studiosが同様の文化とビジョンを共有していることに興奮しています。PlayStationには象徴的なゲームカタログがあり、我々にとって、そういった傑作ゲームのいくつかを新しいプレーヤーに提供することに勝る喜びはありません。PlayStation Studiosの一部になることで、チームは開発タイトルの品質基準をさらに引き上げ、PlayStationコミュニティによりインパクトのある体験を生み出すことができると確信しています。これまで何年にもわたり我々をサポートしてくれたすべての人に感謝します。Bluepoint Gamesの次の章で、より素晴らしいゲームをお届けすることが待ちきれません」というコメントを寄せています。