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ティム・バーナーズ=リーがブラウザ「WorldWideWeb」のソースコードをNFTとしてオークションに出品


ウェブの生みの親と呼ばれるティム・バーナーズ=リー氏が、世界初のウェブブラウザ「WorldWideWeb」のソースコードを含むタイムスタンプ付きファイルなどを、NFT(非代替性トークン)としてオークションにかけることを発表しました。

This Changed Everything:
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/this-changed-everything


Source Code for the WWW | This Changed Everything: Source Code for WWW x Tim Berners-Lee, an NFT2021 | Sotheby's
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/this-changed-everything-source-code-for-www-x-tim-berners-lee-an-nft/source-code-for-the-www?locale=en

今回のNFTは「This Changed Everything」と題されていて、「バーナーズ=リー氏が書いたソースコードを含む元のタイムスタンプ付きファイル」「約1万行のコードを視覚化したもの」「コードとその作成プロセスについてのバーナーズ=リー氏による解説文」「Pythonを使用して元のファイルから作られたコードのデジタルポスター」の4つがセットになっています。


バーナーズ=リー氏は「NFTがアートワークであれ、デジタルアーティファクトであれ、この分野における最新の遊び心のある作品であり、最も適切な所有権の手法です。これらは、ウェブの背後にある起源をパッケージ化する、理想的な方法です」と語っています。

オークションは2021年6月23日(水)から6月30日(水)に、サザビーズのロンドンオフィスで実施されます。入札開始価格は1000ドル(約11万円)。収益はバーナーズ=リー氏が夫人とともに支援しているイニシアチブに贈られます。

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in メモ, Posted by logc_nt

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