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第3世代11インチ「iPad Pro」のベンチマークテストやセンターフレーム機能を試してみた


AppleがMac向けに独自開発したSoC「M1」チップを搭載した新型「iPad Pro」が2021年5月21日に発売されました。早速11インチモデルをゲットしたので、新しくなったiPad Proがどんな仕上がりになっているのか確かめるべく使ってみました。

iPad Pro - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/ipad-pro/

電源をオンにした第3世代11インチ「iPad Pro」です。


手に持って見るとこんな感じ。サイズは縦247.6mm×幅178.5mm×薄さ5.9mmで、重さは466gです。


早速「Geekbench 5」を使ってベンチマークテストを行いました。


測定結果がこんな感じ。シングルスコアが1699、マルチコアスコアが7236という結果になりました。


前モデルである第2世代11インチiPad Proと比較してみると以下の通り。第2世代モデルのシングルコアは「1125」でマルチコアが「4672」であるのに対して、第3世代モデルはシングルコアが「1699」でマルチコアは「7236」。シングルコアとマルチコアの両方でスコアが約1.5倍となりました。なお、第3世代11インチiPad Proはリリースされたばかりなので、Geekbench 5上では表記名が「iPad13,4」となっています。


各種処理を想定したシングルコアのベンチマークは以下の通り。


各種処理を想定したマルチコアのベンチマークは以下の通り。


この他、新機能として追加された「センターフレーム」も使ってみます。センターフレームは機械学習とフロントの超広角カメラを用い、被写体を自動で追尾してフレームの中心から外れないように位置を調整するという機能です。Appleの通話アプリ「FaceTime」で実際に試してみたのが以下の動画です。

2021年発売のiPad Proに搭載された新機能「センターフレーム」を試してみた - YouTube


センターフレームはデフォルトでオンになっていますが、オフにすることも可能。まず「設定」を開き……


「FaceTime」をタップし、「センターフレーム」のチェックを外せばOKです。


センターフレームは記事作成時点でFaceTimeにしか対応していませんが、センターフレームのAPIは開発者向けに公開される予定のため、他のビデオアプリでも使用可能になる可能性があります。

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in Posted by log1p_kr

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