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4.7インチRetina HDディスプレイ搭載の第2世代iPhone SEをiPhone 8や初代iPhone SEなど歴代モデルと見比べてみた


2020年4月24日に発売された第2世代iPhone SEは2017年にリリースされたiPhone 8とよく似たデザインで、、価格4万円台で4.7インチRetina HDディスプレイとA13 Bionicチップを搭載したモデルです。実際にこれまでのiPhoneシリーズとどれだけ見た目が変わったのかを、iPhone 8や初代のiPhone SEと比較してみました。

iPhone SE - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/iphone-se/

第2世代iPhone SEを開封する様子は以下の記事でチェックできます。

4万円台からゲット可能な第2世代「iPhone SE」開封&速攻フォトレビュー - GIGAZINE


◆iPhone 8と比べてみた
高さ138.4mm×幅67.3mm×薄さ7.3mmの第2世代iPhone SEは、2017年9月に発売されたiPhone 8と同じサイズ。第2世代iPhone SE(左)とiPhone 8(右)を比べてみると、背面のロゴの位置がやや違い、「iPhone」の文字列がなくなっているというデザインの違いはあるものの、大きさや形状はほぼ同じ。


画面はどちらも4.7インチ Retina HDディスプレイが採用されています。


第2世代iPhone SEとiPhone 8はどちらもTouch ID搭載で、ホームボタンが画面下部に配置されています。


両者ともTrue Tone設定をオフにした状態かつ明るさを最大値まで上げた状態で、同じ写真を表示させたところ。画質に違いはありませんが、画像だと分かりづらいですが、左のiPhone SEの方がほんのわずかに暖色がかっているように感じました。


12メガピクセル・f1.8の広角カメラ、LED True Toneフラッシュ、背面からやや飛び出たリアカメラモジュールもiPhone 8と同じ。


サイドボタンとSIMカードスロット、2本のアンテナラインがある右側面


サウンドオン・オフスイッチとボリューム調節ボタン、2本のアンテナラインがある左側面


Lightning端子の左右にスピーカーグリルが6つずつ配置されている点も同じです。なお、iPhone 8は第2世代iPhone SEが発表された2020年4月16日に販売を終了しています。


◆初代iPhone SEと比べてみた
2016年3月に発売された初代iPhone SE(左)と比較してみます。


重ねてみると、第2世代iPhone SEが初代よりも一回り大きいことがよくわかります。


初代は4.0インチのRetina ディスプレイで、第2世代は4.7インチのRetina HD ディスプレイ。両者とも画素密度は326ppiです。


初代は側面が平面になってますが、第2世代は曲面型。また、初代に搭載されていた3.5mmオーディオ端子が、第2世代からは排除されています。


ボリューム調整ボタンの形状も、丸形から細長い形に変化。


初代ではリアカメラモジュールが飛び出さずに面一だったのに対して、第2世代ではリアカメラモジュールがぽっこりと背面から飛び出ています。


第2世代iPhone SEと同じA13 Bionicチップセットを搭載するiPhone 11を重ねたところ。やはりiPhone 11の方が一回り大きいのは明らか。


第2世代iPhone SEが4.7インチ Retina HDディスプレイであるのに対して、iPhone 11は6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ。ノッチと呼ばれる切り欠けで可能な限りベゼルを狭くしたiPhone 11と異なり、iPhone SEの画面上下にはベゼルがあり、アスペクト比も異なります。


左から初代iPhone SE、iPhone 8、第2世代iPhone SE、iPhone X、iPhone 11、iPhone 11 Pro Maxの順に並べた写真。基本的には新しいモデルに進化するにつれてディスプレイサイズが大きくなっており、第2世代iPhone SEは久々の5インチ未満のディスプレイを搭載したiPhoneということになります。


高さ123.8mm×幅58.6mm×薄さ7.6gの初代iPhone SEを男性編集部員が手で持つと、各指の第2関節と親指の付け根でホールド可能。その小ささから「手に取る」というよりも「握りこむ」と言うのがぴったりな印象で、iPhone XやiPhone 11に慣れた編集部員にはかなり小さく感じました。


高さ144.0mm×幅71.4mm×薄さ8.1mmのiPhone 11は第2世代iPhone SEよりも一回り大きくなっています。右手で持った場合、画面の右半分程度しか親指でカバーできず、親指を動かすとどうしてもiPhone 11をホールドするのが難しくなります。


そして、第2世代iPhone SEを男性の編集部員が持ってみたところ。各指の第1関節と親指の付け根でがっちりホールドできる大きさで、右手に持ったまま画面の7~8割ほどを親指で自由に操作できる印象。第2世代iPhone SEは「最近のiPhoneは大きくなりすぎて、持ちづらくてちょっと……」という人にはお勧めのモデルといえます。


・つづき
A13 Bionic&第3世代Neural Engine&RAM 3GB搭載で価格4万円台の「第2世代iPhone SE」のベンチマークスコアをiPhone 8&iPhone 11と比較してみた - GIGAZINE

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by log1i_yk

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