ハードウェア

Microsoftがリアルタイム翻訳&文字起こしが可能な会議用スマートスピーカーを発表


現地時間2021年3月2日、Microsoftが技術者向け年次カンファレンス「Microsoft Ignite」の中で、リアルタイム翻訳&文字起こしが可能な会議用スマートスピーカー「Intelligent Speaker」を発表しました。

Microsoft’s new Intelligent Speakers deliver its promised meeting room of the future - The Verge
https://www.theverge.com/2021/3/2/22308962/microsoft-intelligent-speaker-teams-translation-transcription-features

Microsoft announces AI-powered Teams speakers with titanic transcription abilities
https://thenextweb.com/plugged/2021/03/02/microsoft-teams-ai-speakers-transcription/


Microsoft unveils new 'Intelligent Speaker' peripherals for Microsoft Teams | Windows Central
https://www.windowscentral.com/microsoft-unveils-new-intelligent-speaker-peripherals-microsoft-teams

Microsoftが新たに発表したIntelligent Speakerは、ビデオ通話などを行える同社の業務コラボレーションツール「Microsoft Teams」向けのデバイス。搭載されたAIと7アレイマイクによって、最大10人までの参加者を自動で識別して発言内容の文字起こしを行う上に、別の言語への翻訳にも対応する予定とのこと。


こうした自動文字起こし&翻訳機能のプライバシー面の問題に関しては、特定の人に対する発言者自動識別や自動文字起こしをオフにすることも可能とのこと。プライバシーとセキュリティのレベルはユーザー側で設定できる見込みです。

Intelligent Speakerの開発を担当するのは、中国の電話機器大手Yealinkとゼンハイザー傘下の業務・ゲーミング向け音響機器ブランドのEPOS。価格や正確な発売時期に関しては明言されませんでしたが、Microsoftは「2021年下半期に数量限定で発売する予定」だと述べています。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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