無料でマイクと画像4枚さえあれば誰でも簡単にVTuberになれる「だれでもVTuber」レビュー
体の動きや表情を2Dイラストや3DCGのアバターに反映させながら、トークやゲーム実況をするバーチャルYouTuber(VTuber)は、日本のみならず、アメリカや韓国、インドネシアなど海外でも人気のあるコンテンツとなっています。通常、VTuberを始めるには複雑なアバターのデータや機材、高性能なPCが必要ですが、くろいぬさんの制作した「だれでもVTuber」を使えば、基本無料で誰でも簡単にVTuberになることが可能です。
BOOTHで「だれでもVtuber」を公開しました!
— くろいぬ (@96ENU) October 11, 2020
無料版↓https://t.co/65q5haMqeo
有料版↓https://t.co/f2YA4cHWiPhttps://t.co/WZrnAkgJ8h
だれでもVTuberは無料版と有料版があり、無料版は以下の配布サイトからダウンロードできます。ただし、ダウンロードするにはPixivアカウントが必要です。
だれでもVtuber(無料版) - ファル红・茶/Falhong-cha - BOOTH
https://96enu.booth.pm/items/2362820
配布サイトで「無料でダウンロード」をクリックすると、だれでもVTuberの無料版をZIP形式のファイルでダウンロードしてローカルに保存できます。ファイルサイズは703KBです。
ダウンロードした「Setup_1_0_1.zip」を、ExplzhやWindows標準の解凍機能などで解凍し、フォルダの中にあるsetup.exeを起動します。
セットアップウィザードが立ちあがるので、「次へ」をクリックします。
インストール先が表示されます。「次へ」をクリック。
インストールの確認が表示され、「次へ」をクリックするとインストールが始まります。
インストールが終了したら、「閉じる」をクリック。
デスクトップにショートカットが生成されるので、起動します。
だれでもVTuberを起動するとこんな感じ。
だれでもVTuberは、マイクの音声に合わせて4枚の画像から動きのあるアバターを作る仕組みです。まずは「音声入力」から音声入力デバイスを選択。「音量確認」をクリックして、声の大きさに合わせてスライダーを調整し、「決定」をクリック。スライダーを右に動かすと、アバターが口を開けるのに必要な音量が大きくなります。
必要な画像は4枚で、「目を開けて口を開けたもの」「目を開けて口を閉じたもの」「目を閉じて口を開けたもの」「目を閉じて口を閉じたもの」の4種類。アニメーションになるので、目と口以外は同じ画像にし、背景は透過させておく必要があります。
だれでもVTuberの「選択」というボタンを押し、それぞれ対応した画像を登録します。
登録するとこんな感じ。これで準備は完了で、あとは「開始」をクリックするだけ。
開始をクリックすると、アニメーションがデスクトップ上に表示されます。
実際にアニメーションが喋った声に合わせて口が開閉し、自動でまばたきする様子を以下のムービーで見ることができます。さらに、上下左右に自動で小さく揺れるので、たった4枚の画像で作られているにもかかわらず、バーチャルなアバターがちゃんとしゃべっているように見えます。
「だれでもVTuber」で読み込んだ素材を動かすとこんな感じ - YouTube
なお、税込300円の有料版は、素材セットの登録数が4種類に増えるほか、体の揺れモーションの調整機能や低フレームレートの軽量モードも搭載されています。有料版は以下のサイトから購入可能です。
だれでもVtuber(有料版) - ファル红・茶/Falhong-cha - BOOTH
https://96enu.booth.pm/items/2442326
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