レビュー

生死の境に広がる美しい大海原で迷える魂たちとの出会いと別れを描く「Spiritfarer」プレイレビュー


幻想的な生と死の間にある世界で、生前心残りを残したまま死んでしまった魂たちを救う不思議な船頭となって海を旅する「Spiritfarer(スピリットファラー)」が、Nintendo Switchに2020年9月29日(火)に登場予定です。Steamでは約1カ月早く、2020年8月18日(火)から遊べるようになっていたので、どんなゲームなのかSteam版を遊んでみました。

Steam:Spiritfarer
https://store.steampowered.com/app/972660/Spiritfarer/

スタート画面はこんな感じ。「New Game」を選択すればゲーム開始です。


主人公は船頭のステラ(左)。相棒のダフォディル(右)と共に「迷える魂を導く」という役割を果たすスピリットファラーとして生と死の間にある大海原を冒険します。


ステラたちの目的は、大きな船で航海をしながら世界のどこかにいる迷える魂たちを集めること。


集めた魂たちの心残りを解き明かし解消してあげるのがスピリットファラーの役割です。船旅を共にする迷える魂の多くが動物をモチーフにした外見をしていることもあって、全体的にかなりファンタスティックな雰囲気。最初に船を訪れる画像右の鹿、グウェンもまた、迷える魂の1つです。


船旅は、船上にある操舵室で目的地を決めながら進めていきます。


室内にある赤枠部分の機械で目的地を設定可能。


船を操縦したり風向や風力を気にする必要はなく、地図を基に設定した目的地へ自動で船が向かうようになっているので、ストレスなく移動ができます。


移動中は船内で自由に過ごせますが、旅を始めてすぐの船上はガラクタだらけ。迷える魂たちも心が安まりません。まずは船内の設備を整えることがステラの仕事です。


船上にある設計図を調べると、船の設備増築が可能。


序盤から手を入れられるのは赤枠範囲内のみ。ですが旅を続ければより広い範囲を編集できるようになります。


材料さえそろっていれば、建築日数などを要せず即座に建物を建てることができます。魂たちがくつろげる部屋や、キッチン・畑など、目的に応じてさまざまな施設を建築可能。


建築に必要な材料は、自然豊かな島で木を切ったり……


栄えた街がある島で購入したりすることで集めることができます。島や街では建築材料だけでなく、畑で使える種や、料理の材料なども手に入れることができます。


種は船上に作った畑で育てます。


島でゲットした材料や畑でとれた作物を使って、船上のキッチンで料理を作ることも可能。


料理を作るのはステラが食べるためではなく、魂たちに食べさせるため。魂たちはおなかがすくので、話しかけた時に表示される「Food」のカテゴリから食事を与えることができます。


魂にはそれぞれ好きな食べ物、嫌いな食べ物が存在するため、いろんな食事を与えたり、話を聞いたりすることで魂たちの好みを探ります。好きな食べ物をあげればより親密になれそう。


また、スピリットファラーの重要な役割の1つに「ハグ」があります。魂たちとハグをして親密になっていくことが、彼らの心残りの手がかりを引き出すきっかけになるかもしれません。


魂たちの心残りはすぐに聞き出せるものではなく、共に旅を続けて信頼を築く中で魂たちは徐々にステラに心を開いていきます。魂たちがどんな心残りを持っているのか、何をすれば魂たちを満足させてあげられるのかは、ぜひ実際に遊んで確かめてみてください。


なお、今回プレイしたSteamのSpiritfarerは日本語には未対応。日本語版SpiritfarerはNintendo Switchで登場予定で、日本語版Spiritfarerがどんな感じなのかは以下のムービーから確認できます。

Spiritfarer [Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.8] - YouTube


SpiritfarerはSteamで購入でき、価格は税込3090円。Nintendo Switchでは税込2980円で2020年9月29日(火)に登場する予定です。

Steam:Spiritfarer
https://store.steampowered.com/app/972660/Spiritfarer/

Nintendo Switch|ダウンロード購入|Spiritfarer
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000020668

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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