レビュー

農業と戦闘をこなしつつファンタジーな世界でストーリーを進める「ハーヴェステラ/HARVESTELLA」の体験版を遊んでみた


スクウェア・エニックスからファンタジー×生活シミュレーションRPG「ハーヴェステラ(HARVESTELLA)」のNintendo Switch版が2022年11月4日(金)に、Steam版が11月5日(土)に登場します。一足先にNintendo Switchでセーブデータ引き継ぎ可能な体験版が配信されたので、実際に遊んでみました。

ハーヴェステラ HARVESTELLA | SQUARE ENIX
https://www.jp.square-enix.com/harvestella/

体験版をダウンロードするには、ニンテンドーeショップで「ハーヴェステラ」と検索してソフトを見つけ、「体験版ダウンロード」を選択します。


ダウンロードを終えたので、早速プレイしてみます。


体験版は、「第二章をクリアするまで」または「ゲーム内日付で15日経過するまで」を体験することができるバージョンです。セーブデータの製品版への引き継ぎも可能です。


まずはキャラメイクからスタート。性別を「男性」「女性」「ニュートラル」から選択します。


外見は8種類から選択可能。


髪の色は12種類


瞳の色は15種類


声は2種類から選べます。


名前を決めてゲーム開始です。


舞台は中世風の建物が並ぶ小さな村。


先ほど作り上げた主人公キャラクターが倒れていますが……


宙に浮かぶ謎の少女が現れ、主人公に回復を施します。


「これで、怪我もなおったでしょ。さぁ、いきましょう……。」と呼びかけ、主人公が目覚める前に消え去る少女。


主人公がふらつきながら立ちあがります。先ほどから辺りには謎の光が舞っており、主人公の背後には何やら光る構造物がそびえ立っているのが分かります。


ここから主人公を操作可能に。左スティックでキャラクターの移動、右スティックで視点の移動が可能。Bボタンでジャンプ、ZRボタンを押し続けることでダッシュします。


辺りを見回すと先ほどの少女が立っていました。少女から「この世界」と「あの子」を救えるのかもしれないと伝えられる主人公。謎を残したまま少女は消え去ってしまいます。


あてもなくさまよう少女が赤く光る巨大な結晶体とまみえ、そのまま気を失ってしまいます。


夜が明けて、謎の女性に回復を施される主人公。


女性は村の医者だと名乗り、「『死季』に出歩くなんて正気とは思えない」と話します。


会話中はたまに選択肢が表示されることも。「死季って……?」を選んで聞いてみると……


「記憶が混乱しているのかしら……。」と返され、疑問は解消してくれませんでした。どうやら「死季」という言葉は村だけでなく、この世界にとって常識である様子。落ち着いたら診療所へ来るように言われ、そのまま女性は立ち去っていきました。


ここからまた操作可能に。緑豊かな風景の中に、青白く光る鉱石が至る所にできあがっている不思議な世界です。右上にはミニマップが表示されており、クエストの目的地は星型のマークで表示されます。


+ボタンでメニューを開いてみると、すでに「クワ」「ジョウロ」という貴重品を持っていました。貴重品のほかに「手帳」「リュック」「パーティ」「ジョブ」「図鑑」「その他」というメニューにアクセスできました。


そのまま村に訪れてみると……


道を走り回っていた子どもに話しかけられ、診療所の場所を教えてくれました。


-ボタンを押すとマップが確認できるように。村には診療所のほか、雑貨屋やリフォーム屋、鍛冶屋、釣りポイントといった場所がありました。


そんなこんなで診療所へ向かうと、先ほどの医者が死季について説明してくれました。死季とは「死の季節」を指し、季節の変わり目になると「シーズライト」と呼ばれる結晶体が異常に発光し、光のチリが舞うそうです。このチリを体内に取り込むと生命をむしばむと言われているので、この季節はみんな家にこもりっきりになるとのこと。


あれやこれや話しているうち、突然地響きが発生。辺りが突如として暗くなります。


村の周囲に置かれた構造物が一斉に光り出し……


村の近くに謎の光る物体が墜落します。


近寄ってみると、そこには赤く光る巨大な物体が。


物体に扉が出現し、まるで主人公を誘うように開いていきます。


実際に入ってみると、赤いヨロイを着た謎の人物が横たわっていました。


しかし、後から入ってきた医者にヨロイから離れるよう指示される主人公。どうやらこのヨロイは「魔族」と呼ばれる存在として知られているらしく、魔族は「とにかく厄介」なものだそうです。


魔族に偏見のない主人公の言葉もあり、見つけた以上手当てをしなくてはならないと判断する医者。村長の計らいもあり、村の外れにある小屋で魔族を手当てすることになります。


そんなわけで、主人公と魔族が同じ小屋で休むことに。今後、この小屋が主人公の拠点となります。


こうして1日目が終了。日付が進みます。


次の日の朝になっても魔族はまだ目を覚ましていません。一方で主人公は気晴らしと療養のために農業を勧められます。ここから本格的な操作が始まります。


実際に農業を行っている様子は以下の動画で確認できます。

ファンタジー×生活シミュレーションRPG「ハーヴェステラ/HARVESTELLA」で農業をやってみた - YouTube


まずはZRボタンを押しながら左ボタンを押し、クワを選択。


畑に向かってYボタンを2回押すことで、1マスが耕されます。


必要な区画をすべて耕し終えたら、矢印ボタンでリュックを開いて種を選び……


耕した所にXボタンで種をまきます。


さらに、ZRボタンを押しながら上ボタンを押してジョウロに持ち替え……


Yボタン長押しで水やりをして、完了です。種によって生育期間が異なり、1日の水やりを欠かすと成長しないそうです。


また、「スタミナ」「空腹」の概念も存在します。左下に表示された2本のバーは、上が体力、下がスタミナを表しています。スタミナは耕作やダッシュのたびに減っていき、0になると歩行とジャンプしかできなくなります。スタミナは空腹ゲージを消費して回復し、空腹ゲージは食料を食べることでたまっていきます。


このゲームは「時間」の概念も重要です。ゲームをプレイしている間は右上に表示される時間が常に進んで行くほか、「クラフト」「修理」といった特定の行動の対価として、時間が消費されることになります。また、村と小屋、ダンジョンに当たる領域へ行き来する際にも、大きく時間を消費します。真夜中になると眠くて倒れてしまうため、早めに拠点に帰ってベッドで寝る必要があります。


こうして2日目に眠りについた主人公ですが、真夜中目を覚ますといきなり魔族が発光し……


中から女の子が現れました。


ひとまずみんなを呼びに行く主人公ですが、女の子は相変わらず目を覚まさないので様子を見ることに。


次の日の朝、ようやく起き上がった女の子は「未来から来たのだと思う」という衝撃の発言をし、疑う周囲の目をよそに未来へ変える方法を模索し始めることになります。


また、この頃から主人公はダンジョンへ行くこともできるようになります。ダンジョンには異形のモンスターがあちらこちらにいますが、主人公が所持している武器で攻撃し、倒すことができます。


モンスターはたまに素材を落とすので、それを回収することもできます。フィールド上の特定のポイントからもアイテムを集めることも可能。攻撃・採取・採掘でもスタミナを消費し、スタミナが尽きるとこれらの行動が一切できなくなるので注意が必要。時間にも気を配り、適度に探索する必要があります。


また、拠点ではアイテムをクラフトすることができるようになり、ダンジョンで手に入れたアイテムなどから「瞬時に自宅へ帰還できるアイテム」などの便利なものを作成することができます。


ストーリーやクエストを進めるうちに、いろいろなキャラクターが仲間になることも。魔法攻撃や回復に特化したさまざまなキャラクターに出会えます。仲間キャラクターとともにダンジョンを探索している様子は、以下の動画で確認できます。

ファンタジー×生活シミュレーションRPG「ハーヴェステラ/HARVESTELLA」で敵と戦闘してみた - YouTube


キャラクターと出会ううちに、主人公は「ジョブ」を切り替えられるようになるほか……


ジョブごとに固有の「スキル」を獲得し、戦闘や探索を有利に進めることができるようになります。


初期状態ではできることが限られていますが、ゲームを進めるごとにできることが増えていきます。探索あり、生活シミュレーションありで、ペットを飼ったり、キャラクターとの「絆」を育んだりもできるそうです。

「ハーヴェステラ」はNintendo Switch版およびPC版が発売予定。希望小売価格はいずれも税込7680円です。なお、Amazon.co.jpではAmazon限定オリジナルミニポスターがついたパッケージ版の予約注文が始まっています。

Amazon | HARVESTELLA(ハーヴェステラ) -Switch | ゲーム

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1p_kr

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