レビュー

「スプラトゥーン3(Splatoon3)」で新登場したナワバリバトルをカードゲーム化した「陣取大戦ナワバトラー」はシンプルなルールとカードゲーム特有のコレクションが物を言う仕上がり


2022年9月9日についに発売された「スプラトゥーン3(Splatoon3)」では、これまでにない新ブキやスペシャルウェポンなどが多数登場しているほか、ナワバリバトルをカードゲーム化した「陣取大戦ナワバトラー」というミニゲームも新登場しています。ナワバリバトルやバンカラマッチとはひと味違ったナワバトラーを、実際にプレイしてみました。

スプラトゥーン3 | Nintendo Switch | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/switch/av5ja/index.html

ナワバトラーがどんなゲームになっているのかは、以下の動画を見れば一発でわかります。

スプラトゥーンのナワバリバトルをカードゲーム化した「陣取大戦ナワバトラー」をプレイしてみた - YouTube


「陣取大戦ナワバトラー」はバンカラ街の一画でプレイできます。


ただし、ランク4以降になってからプレイ可能とのこと。


というわけで、まずはナワバリバトルでランクを上げます。


ランク4になってからもう一度スタッフさんに声をかけると、ナワバトラーについて説明してもらうことが可能になります。


ナワバトラーはバンカラ地方で大流行中のイカしたカードゲーム。


ナワバトラーをプレイするためのスターターデッキを配布中とのことで、無料でゲームが可能になります。


さっそく遊んでみようと思ったものの、まずは説明書を読む必要があります。


ナワバトラーは1vs1で、ナワバリを奪い合うというナワバリバトルから着想を得たカードゲーム。「たくさんのマスを塗った方の勝利」という非常に簡単なルール。


手札は4枚で、毎ターンカードを出しながらマスを塗っていきます。カードごとに塗れるマスの形が異なっており、12ターンでゲームは終了です。


「自分のマスに接している場所」のみ塗ることが可能となっており、すでに塗られているマスに重なるようにマスを塗ることはできません。これは自分の色のマスでも相手の色のマスでも同じ。


塗る場所を決めたらカードをオープンします。塗りたいマスが相手と重なった場合、数字が小さいほうのカードで塗られることとなります。また、カードの数字が同じ場合、重なったマスは塗ることができないカベに変化します。


各カードには1マス分だけスペシャルマスが含まれています。このスペシャルマスの周囲をすべて自分の色で囲むと、スペシャルポイントがゲット可能。


スペシャルポイントを貯めるとスペシャルアタックを有効化してカードを出すことが可能になります。スペシャルアタック有効時は相手の色で塗られたマスを塗り返すことができるので、一気に形勢逆転へ持ち込むことも可能。


ナワバトラーで使用するカードはカードパックから入手可能で、カードパックはナワバトラーをプレイしたりカタログやくじ引きなどから入手することもできます。


なお、ナワバトラーのデッキは15枚で、デッキは最大16組までセット可能です。


というわけで、さっそくナワバトラーをプレイしてみます。


バトルスタート時の手札は4枚。この4枚の最初の手札は引き直すことも可能です。


場に出すカードを選択すると……


右のエリア上を塗ることが可能になります。カードの配置により自分の確保したマスの数がどうなるかが、画面中央の数字で表されます。


なお、配置不能な場所ではカードの塗りエリアが以下のようにグレーアウトします。


こんな感じでお互いにエリアを塗り合っていきます。各カードの数字は塗ることができるマスの数を表しているので、最初に数字の大きなカードを切りながら自分のエリアを大きく確保していくのがポイント。


以下のようにスペシャルマスをすべて自分の色のマスで囲むことに成功。エリアの端っこなどを使うとスペシャルマスを手軽に囲うことが可能です。


スペシャルアタックを利用する際は、手札の下にある「スペシャルON」を押します。


そして、自身の保有するスペシャルポイント(画面左下)以下のスペシャルポイントで済むカードを選択。


するとスペシャルアタックが発動し……


相手の色で塗られたマスを塗り返すことが可能です。


バトルを有効に進めることで、相手が塗ることができるエリアがなくなりパスしてくるケースもあります。


数字の大きなカードばかりデッキに入れていると以下のようにゲームの終盤になってくると出せるカードが少なくなってくるので注意。


というわけで12ターンが終わりゲーム終了。


無事勝利しました。


実際にナワバトラーをプレイしている様子は以下のムービーでもチェック可能です。

スプラトゥーンのナワバリバトルをカードゲーム化した「陣取大戦ナワバトラー」をプレイしてみた - YouTube


ナワバトラーをプレイするとナワバトラーポイントを入手可能で、ナワバトランクも上がります。


ランクアップ時にカードパックを入手できることもありました。


カードパックはロビー内にあるロビー端末の……


「アイテムゲット」から開封できます。


というわけで早速開封してみると……


1パック5枚のカードを入手できます。


入手したカードを確認したり、デッキを編集したりする場合はメニューから「プレイヤー情報」→「ナワバトラー」→「カードリスト」の順に進みます。


手持ちのカードは以下の通り。カードにはコモンやレアといった「レア度」が存在しており、収集欲を刺激してきます。


Yボタンを押すとデッキの編集が可能。


保存できるデッキ数は16組で、デッキ名を変更したりスリーブを変更したりすることもできます。


デッキの組み方は手持ちのカードの中から15枚をセットするだけなので非常に簡単。


デッキ構築が終わったら+ボタンを押して試し置きを行います。


ステージを選択。


すると、デッキに入れたカードを実際に配置していくことが可能。


また、Lボタンを押せば所持カードの中からデッキに入れていないものを試し置きすることができます。カードごとにマスの塗り方はさまざまなので、試し置きで「このカードとこのカードは相性良さげだから同じデッキに入れたい」といったことを確認できるわけです。


なお、新しいカードを入手する別の方法はカタログからカードパックを注文するという方法。カタログはザッカ屋の竜宮城へ行くと……


無料でゲット可能。ただし、カタログからアイテムを注文するにはカタログポイントを貯める必要があります。


カタログポイントはナワバリバトルなどの行うごとに入手できます。


カードパックを入手するさらに別の方法が、ロビーにあるくじを引くこと。


くじは高額で必ずカードパックが出るわけではないという点を理解しておく必要があります。


ナワバトラーは1戦2~3分で終わるので手軽にプレイできるのですが、実際にプレイしてみるとカードの配置できるエリアがターンごとに狭まっていくので、1度に多くのエリアを塗れるカードだけでは上手く立ち回ることができず、デッキ構築にも想像以上に頭を悩まされることとなります。デッキ構築が楽しくなってくると、新しいカードがどんどん欲しくなってくるのですが、それには結局ナワバリバトルなどの通常モードをプレイしてお金を貯めたりカタログレベルを上げたりする必要があるため、ナワバトラーがスプラトゥーン3全体を楽しむための歯車のひとつとなっていることを強く実感できるようになっていました。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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