ソフトウェア

Zoomが「1日3億人の利用者がいる」という公式表記をコッソリ修正したと発覚、誇張表記を行った疑惑が浮上


Zoomが「1日の利用者数が3億人を突破しました」という2020年4月22日の発表を、コッソリと修正していたことが発覚しました。修正された発表中の「利用者」とは実は「会議参加者」の誤りであり、Zoomはユーザー数とはかけ離れた指数を使ってユーザー数を誇張していたと指摘されています。

Zoom admits it doesn’t have 300 million users, corrects misleading claims - The Verge
https://www.theverge.com/2020/4/30/21242421/zoom-300-million-users-incorrect-meeting-participants-statement

Zoomは2020年4月22日の発表の中で、「Zoom Surpasses 300M Daily Users(1日の利用者数が3億人を突破)」と発表していました。以下がウェブアーカイブに保管されている当該発表です。


しかし、Zoomは4月24日にこの表記を「Zoom Surpasses 300M Daily Meeting Participants(1日の会議利用者数が3億人を突破)」とコッソリ修正しました。


「利用者数」と「会議利用者数」は全く異なる指数です。なぜなら、1人のユーザーが1日に複数の会議に参加した場合、会議利用者数は複数回カウントされます。例えばあるユーザーが1日に5件のZoom会議に参加した場合、利用者数は「1」とカウントされますが、会議利用者数は「5」とカウントされます。

Zoomがコッソリ表記の修正を行ったことに気づいたのは、IT系ニュースサイトのThe Vergeです。The Vergeは「会議利用者数のみをカウントするのは、プラットフォームの利用者数を実際よりも大きく見せるための誤解を招く方法です」と指摘。The VergeがZoomにコメントを求めたところ、Zoomは「このパンデミックの間に、毎日3億人以上の会議利用者が連絡を取り合うことを支援できることを、我々は誇りに思っています。4月22日のブログ記事では意図せずに『会議利用者』を『ユーザー』ないしは『人』と表記していましたが、間違いに気づいた際に『会議参加者』という表記に修正しました。これは、純粋な見落としでした」と回答しました。


新型コロナウイルスパンデミックの中で、Zoomのようなビデオ会議ツールの需要は急速に高まっています。しかし、Zoomは多数のセキュリティ上の懸念が指摘されています。

オンラインビデオ会議アプリ「Zoom」の暗号化キーの一部が「中国のサーバー」から発行されていると判明、「待機室」機能にも脆弱性アリ - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ZoomやMicrosoft Teamsなどビデオ会議ツールの安全性をまとめたレポートをNSAが発表 - GIGAZINE

オンラインビデオ会議アプリ「Zoom」の暗号化キーの一部が「中国のサーバー」から発行されていると判明、「待機室」機能にも脆弱性アリ - GIGAZINE

問題続出のオンラインビデオ会議ツール「Zoom」が抱える「パスワード問題」と「OSの資格情報を盗まれる脆弱性」が新たに指摘される - GIGAZINE

新型コロナウイルス対策の在宅勤務で人気のオンライン会議アプリ「ZOOM」は、Facebookアカウントを持っていない人のデータもFacebookに送信している - GIGAZINE

ビデオ会話ソフト「Zoom」にユーザーの許可なくカメラが有効化される脆弱性が発見される - GIGAZINE

50万人分以上の「Zoom」アカウントが闇市場で売買されたと判明、価格は1アカウント1円未満で無料配布されるケースも - GIGAZINE

セキュリティ&プライバシー問題が続出のZoomが投資家に集団訴訟される - GIGAZINE

Googleがオンラインビデオ会議アプリ「Zoom」の使用を禁止 - GIGAZINE

in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1k_iy

You can read the machine translated English article here.