試食

缶1つから2リットルのスポーツドリンクを速攻で作れる「DAKARAミネラル 濃縮タイプ」試飲レビュー


暑くなってくる季節の熱中症対策や、自宅にいる時の水分補給には飲料をたっぷりと確保することが欠かせませんが、大量のペットボトルを店頭から買って帰るのは大変です。そこで、缶1つをピッチャーに入れて水を注ぐだけで飲料が作れる「DAKARAミネラル 濃縮タイプ」が2020年4月7日(火)から登場します。2019年に登場していた「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶 濃縮タイプ」のラインナップに追加されたスポーツドリンクタイプの濃縮缶は、缶1つと水があればOKなので保管や持ち運びにも便利だとのことなので、同時に登場する「伊右衛門 炙り茶葉仕立て濃縮タイプ」「烏龍茶 濃縮タイプ」と一緒に作って飲んでみました。

濃縮缶ラインナップ拡張!「伊右衛門 炙り茶葉仕立て」、「サントリー烏龍茶」、「DAKARAミネラル」新発売! | ニュースリリース | サントリー食品インターナショナル
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0956.html

これが「DAKARAミネラル 濃縮タイプ」です。内容量は1缶当たり195gです。


缶には水を加えることで「濃いめ」と「スッキリ味」の両方が作れることが記載されています。


作り方はめちゃくちゃ簡単で、缶を容器に入れて水を入れるだけです。


なお、「DAKARAミネラル」のミネラルとはナトリウムのことだとのこと。


原材料は「果糖ぶどう糖液糖」「酸味料」「香料」「クエン酸カリウム」「甘味料(スクラロース)」「ナイアシン」「酸化マグネシウム」「ビタミンB6」です。


カロリーは100g当たり80kcalで、食塩相当量は1.05gです。


試しに原液で飲んでみると、甘さが強烈でそのまま飲むのは厳しい味でした。


そこで、容量2リットルのピッチャーを用意。


ピッチャーに原液を入れたら……


水を加えるだけで1リットルの「濃いめ」が完成。


飲んでみると、かんきつ系の香りと共にスポーツドリンクらしい甘さやすっきりとした酸味が感じられました。「濃いめ」とされていますが、市販の清涼飲料水と同じ感覚で飲むことが可能です。


続いて、さらにピッチャーに水を1リットル追加して2リットルの「スッキリ味」を作りました。色がやや薄くなった「DAKARAミネラル」を飲んでみると、酸味がほとんどなくなり甘さも控えめで飲みやすくなったおかげで、ゴクゴクと飲めるようになりました。糖分が気になる人や、ジュース感覚の「濃いめ」では普段の水分補給には向かないという場合は「スッキリ味」で飲むのがオススメです。


「DAKARAミネラル」の通常版はないので、左から「GREEN DA・KA・RA」「DAKARAミネラル 濃いめ」「DAKARAミネラル スッキリ味」を比較してみました。色の濃さは「GREEN DA・KA・RA」が一番薄いものの、味は「GREEN DA・KA・RA」が「DAKARAミネラル 濃いめ」と「DAKARAミネラル スッキリ味」の間くらいの濃さでした。


次に飲んだのが「伊右衛門 炙り茶葉仕立て濃縮タイプ」です。缶のサイズは「DAKARAミネラル 濃縮タイプ」とほとんど変わりませんが、内容量は10g少ない185g入りです。


原材料は「緑茶」「デキストリン」「ビタミンC」のみ。


カロリーは100g当たり10kcalです。


「伊右衛門 炙り茶葉仕立て濃縮タイプ」は開封前によく振る必要があるとのことなので、まずはよく振って……


コップに出してみました。茶色くにごった色は、お茶というよりはミルク入りのコーヒーのようです。味はというと、出がらしの茶葉を絞ったように渋みが強かったので、やはりそのまま飲むのは不可でした。


先ほどと同様に原液をピッチャーに入れてから水を加えて、1リットルの「濃いめ」を作成します。


一口飲むと、原液では渋みだけしか感じられなかった味がマイルドな苦みに変化し、濃いめに出した緑茶として飲むことが可能になりました。「濃いめ」でも普通の清涼飲料水として違和感がなかった「DAKARA ミネラル」とは異なり、こっちは確かに濃いめです。ただし、お茶の味がきちんと感じられる一方で、香りは少し弱いのでややアンバランスな印象だというのが正直な感想でした。


さらに水を入れて2リットルの「スッキリ味」を作成。にごりがあるので見た目は少し色が薄くなった程度ですが、味は苦みや渋みがほとんどなくなり、確かにスッキリ飲めるようになりました。香りは相変わらず控えめですが、緑茶の苦みや渋みが先行してやや雑味に近くなっていた「濃いめ」と違い、さっぱりとしたお茶として十分アリなバランスなので、濃い味わいの緑茶が好きだという人以外は、2リットルにして飲むのがオススメです。


こちらも通常の「伊右衛門」と「濃いめ」「スッキリ味」とを比べてみました。左から「伊右衛門」「濃いめ」「スッキリ味」の順に並べてあります。味は「伊右衛門」と「濃いめ」が最も近かったのですが、香りは通常の「伊右衛門」が最もふくよかだと感じます。


最後に飲んだのが「烏龍茶 濃縮タイプ」です。内容量は「伊右衛門 炙り茶葉仕立て濃縮タイプ」と同じ185gです。


原材料は「烏龍茶」と「ビタミンC」のみ。


100g当たりのカロリーは2~12kcalです。


原液はややビターなコーヒーのような味ですが、苦みだけでなく酸味も濃いので、やはりそのままで飲むのは厳しめ。


まず1リットルになるまで水を入れて「濃いめ」を作って飲んでみると、原液ではきつかった苦みがマイルドになり、酸味もほとんど感じなくなりました。烏龍茶らしい香ばしさもあるので、脂っこい食事の時などに口の中をさっぱりさせてくれそうな濃いめの烏龍茶だと感じます。


次に、水をさらに1リットル加えて「スッキリ味」にしてみます。すると、香りと味の両方がそのまま薄くなり、軽めの飲み口に。「濃いめ」よりもゴクゴク飲めて水分補給にピッタリなだけでなく、料理の味も変えないので食事の際にも重宝しそうな味に仕上がっていました。


通常の「烏龍茶」と「濃いめ」「スッキリ味」を比較してみると、味は通常の「烏龍茶」と「濃い目」が近いものの、「濃い目」のほうがやや味が濃厚でした。


サントリーの「DAKARAミネラル 濃縮タイプ」「伊右衛門 炙り茶葉仕立て 濃縮タイプ」「烏龍茶 濃縮タイプ」は2020年4月7日(火)から全国の小売店で購入可能で、1本125円(税別)です。また、Amazon.co.jpでも取り扱われていて、記事作成時点での価格は「DAKARAミネラル 濃縮タイプ 30本入り」が税込2935円、「伊右衛門 炙り茶葉仕立て 濃縮タイプ 30本入り」が税込3081円、「烏龍茶 濃縮タイプ 30本入り」が税込3079円でした。

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in 試食, Posted by log1l_ks

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